| A.1 ユーザー先でのトラブルを上司に伝え、任せっきりにしてしまった。その上司は、何の対応もしないまま退職。さらには、私が報告を怠ったということにもなった(要求分析、システム設計/28歳)
A.2 大きな失敗というと思いつきませんが、小さな失敗とそれを反省し繰り返さないようにするという積み重ねです(生産技術/30歳)
A.3 仕事の危機管理が甘く、納期近くで火を噴いた。以来、スケジュールなどの精度には気を遣うようになりました(アプリケーション開発/29歳) |
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A.1 新しい技術を取り入れていく姿勢と、知らないことへの探究心です。また、分からないことは、誰に対しても素直に聞く姿勢を持っています(業務系アプリケーション開発/27歳)
A.2 自分には弱みがたくさんありますが、それを何とかするために努力することを惜しまない点が強みだと思います(Web系プログラマー/25歳)
A.3 技術を高めるためには努力を欠かさず、自己研さんしています。さらに、コミュニケーション能力が高く、誰とでもうまく意志疎通できる点です(プロセス開発/30歳) |
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アドバイス
●聞かれたことにちゃんと答えることが大前提。会話のキャッチボールができなければ、まず振り落とされますね。この質問では「失敗」について聞かれているので、そのエピソードが必要。そこから発展させ、今の自分にどうつながっているのかを示すことが重要です(鶴野氏)
●面接官はその失敗からどのように成長したのかを引き出したいと考えています。その意図をちゃんと汲み取れるかどうかが大切。また、A.1の回答では、失敗を他人のせいにしている感じがします。会社は自主性がある人を求めるものなので、その期待には応えられていませんね(原田氏) |
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アドバイス
●面接官は多くの技術者の中から1、2人を選ぼうとしています。そこで選ばれるためには、他と同じことをやっていてもダメ。なのに、自分のことしか考えず同じようなアピールをする人が多いですね。相手が何を聞きたいのかを考え、言葉を工夫することで、差別化が図れます(鶴野氏)
●この質問の意図は、この人は何ができる人なのかということ。自己研さんすることは大前提で、具体的に何に向けて、どの技術を高めているのかを伝えた方が良いでしょう。実際の体験の中で自分の強みが発揮されたエピソードを話すことで、より伝わりやすくなります(原田氏) |
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