転職でキャリア「最適化」計画
転職活動にはどのくらい時間がかかる? 面接では何を聞かれる?――。 そんな不安を解消すべく、実際に転職に成功した4人のエンジニアに、 「キャリア10年」をアピールする方法を聞いた。 |
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鹿児島出身の中禮昭一氏は、新卒で入社したITコンサルティング会社に13年間勤めた後、社員500名ほどの地元企業にUターン転職を果たす。社内SEとしてシステムの入れ替えを担当していたが、いつからか刺激の無い生活に物足りなさを感じるように。
「その職場は経営層と近く、ITコンサル時代には得ることができなかった視点を養うことができました。しかし、企業内で完結する狭い範囲での仕事なので、マンネリ化しがちでした。だんだんとモチベーションを維持するのが難しくなってしまったんです」
「自分自身のステップアップのため」と、具体的に転職を考え始めたころ、元同僚であったクロスフォーメーション社長の中田誠氏からスカウトが。昔の仲間たちとの情報交換がチャンスを運んできたのだった。
「業務に必要なセミナー受講のため、たびたび東京に来ていました。そんな機会を利用して仲間と交流して最新の情報を得るほか、技術トレンドを追うべく技術書もよく読んでいました」
中田社長の熱心な誘いと、鹿児島にサテライトオフィスを構える準備があるという待遇に魅力を感じ、2007年夏に入社を決意。
「仕事の幅を広げられるという期待が、環境の変化に対する不安をはるかに上回っていた」という中禮氏だが、実際に入社したのは2007年12月。自らの退職によって勤め先の成長を止めてしまわぬよう、詳細なマニュアルを残し、次の担当者に確実に引き継ぐための退職準備に4カ月も掛けたのだ。
現在は、大手ベンダーの全社SI革新という壮大なプロジェクトを担当し、SI改善のテーマ選定や施策立案に全力を注いでいる。
「プロモーションから提案、コンサルティングなどをこなす刺激的な毎日を送る反面、地元でのんびり働ける時期もあります。鹿児島での事業拡大という展望も社長と話しているので、ぜひ自力で実現させたいですね」
「その職場は経営層と近く、ITコンサル時代には得ることができなかった視点を養うことができました。しかし、企業内で完結する狭い範囲での仕事なので、マンネリ化しがちでした。だんだんとモチベーションを維持するのが難しくなってしまったんです」
「自分自身のステップアップのため」と、具体的に転職を考え始めたころ、元同僚であったクロスフォーメーション社長の中田誠氏からスカウトが。昔の仲間たちとの情報交換がチャンスを運んできたのだった。
「業務に必要なセミナー受講のため、たびたび東京に来ていました。そんな機会を利用して仲間と交流して最新の情報を得るほか、技術トレンドを追うべく技術書もよく読んでいました」
中田社長の熱心な誘いと、鹿児島にサテライトオフィスを構える準備があるという待遇に魅力を感じ、2007年夏に入社を決意。
「仕事の幅を広げられるという期待が、環境の変化に対する不安をはるかに上回っていた」という中禮氏だが、実際に入社したのは2007年12月。自らの退職によって勤め先の成長を止めてしまわぬよう、詳細なマニュアルを残し、次の担当者に確実に引き継ぐための退職準備に4カ月も掛けたのだ。
現在は、大手ベンダーの全社SI革新という壮大なプロジェクトを担当し、SI改善のテーマ選定や施策立案に全力を注いでいる。
「プロモーションから提案、コンサルティングなどをこなす刺激的な毎日を送る反面、地元でのんびり働ける時期もあります。鹿児島での事業拡大という展望も社長と話しているので、ぜひ自力で実現させたいですね」