転職希望者必見!人気企業の中途採用のウラ側教えます |
転職ビギナーにとって、中途採用プロセスは謎ばかり。必死こいて書いた書類はどう扱われているのか社長面接までいったら、もう受かったも同然なのか、給料をもっと上げてと頼んでいいのか・・・etc.本特集ではそんな疑問を一挙解決。採用のプロが内情を余すところなく語る。 《2005年9月号より抜粋》 |
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Q1.職務経歴書は送付後どう扱われているのか? 不採用通知を受け取ったが、履歴書と職務経歴者は戻ってこない。なぜ、返却してくれないのか? 人材紹介会社に回されたり、別の目的に活用されたりすることはないのだろうか・・・。 「履歴書を返して欲しいという人もいますが、原則戻しません。届かなかったなどの郵送ミスもあるからです。ちなみに、返却しなかった履歴書を募集外の部門や子会社に回したり、別の目的に活用したりすることはありません」(前出・中島氏) では、履歴書・職務経歴書はその後、どう扱われるのだろうか? 「6カ月間保存してから焼却します。6カ月間保存するのは、その人に合ったポジションがたまたま空いたら、再び『空きましたがどうですか?』と活用するためです」(中島氏) 不採用通知が来ても、6カ月間はまれに採用や面接が復活することもあるのだ。 Q2.学歴とスキルどっちを重要視? 「もちろんスキル重視。その職種をどれだけ深く長くやっていたかです。特にメーカーの中途の場合、SEや開発職などでは高卒採用も珍しくない」(前出・城氏) 外資系の人事部長である中島氏も、「スキル」と断言。 しかも、「あまりに大学名がリッパすぎると、“なぜこんないい学歴の人なのにすぐ辞めるのか”と、かえって印象が悪くなるとも。事実、実際会ってみると挨拶ができないなど、極端にコミュニケーション能力がなかったりするケースもよくある。 「学歴よりも、むしろ重要なのは最初の勤め先の“会社名”。やはり大手出身者はしつけが行き届いているケースが多い」(中島氏) Q3.Web応募と手書き応募で心象は違うのか? 「どちらでも心象は同じです。基本的には、Webのほうがその後の連絡がメール返信だけで済む。人事マンからすると効率的で、ありがたい。ただ手書きの美しい字で、履歴書が書かれているとオヤッと目がいくこともあります。とはいえ、採否には無関係ですが・・・」(中島氏) だが、手書きの場合、書き方が欄をはみ出してグチャグチャ、スナップ写真を切ったものを添付などすると、「常識ハズレの人は、ふるい落とす」(中島氏)という。要注意だ。 また、城氏も基本的に差はないとした上で、手書き応募の注意点を指摘する。 「履歴書の資格・特技欄には、業務スキルについて書きましょう。剣道2段や書道3級など知りたくもない趣味について書くのはあまり意味がありません。Web応募でも、回答がこちらの質問にずれていないことが基本のキです」(城氏) |
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