外出時間のコントロールがカギ! 夏の出費を回避する「カフェ代」の見直し方【男子マネー】
ハートマネー代表 氏家祥美お金と仕事の相談室「ハートマネー」代表。立教大学卒業後、旅行会社で営業職を担当。結婚や出産を経てファイナンシャルプランナーの資格と出会い、2005年にFP会社を仲間と設立。2010年より独立。結婚・出産・マイホーム購入時の家計相談のほか、転職・起業時のマネープランを得意とする。「いちばんよくわかる!結婚一年生のお金」(学研パブリッシング)、「35歳を過ぎた女性に贈るこれからのお金のお作法」(秀和システム)ほか著書多数。http://www.heart-money.net/
近頃急に暑くなりましたね。ちょっと外を歩いただけでもギラギラした太陽が照りつけてとにかく疲れる、営業男子にとってはつらい季節になりました。そんな時はどうしても、営業中にカフェにふらりと立ち寄ってしまいがち。1回に300円程度の出費でも回数が重なれば相当な金額になります。そんなカフェ代を抑えつつも、営業成績をきちんと残すにはどうしたらいいでしょうか。
「単価」を抑えて「回数」を減らす
1カ月あたりのカフェ代は「単価×回数」で総額が決まります。つまり、1回あたりの単価を抑える方法と、回数をいかに減らすかということが重要になります。
単価を下げるには、そもそもの値段の安いお店を選ぶのが分かりやすいですね。例えば100円コーヒーの先駆けとなったマクドナルド。それから、マクドナルドに対抗して100円コーヒーを展開しているコンビニ勢の中にも、充電できるカウンタースペースのあるお店も出てきています。
普段スタバやプロントなど、ちょっと高単価なお店を使いがちな方は、よく行くエリアのコンビニを探してみるだけでも節約になりそうです。
次に頻度の問題です。1日に、2度も3度もカフェに行くという人は、アポイントの取り方を工夫してカフェに行く回数をコントロールしてみませんか? 真夏の12時から15時は、外を歩くだけでも暑くて疲れやすくなりますから、その時間をなるべく避けて、午前中と午後3時以降にアポイントを集中させるというのも1つの方法でしょう。一番暑い時間帯の外出を避け、ランチタイムと事務作業を集中させれば夜の残業時間を減らすことができます。
また、この時間は誰もが外出をしたくない時間帯ですから、お客さまがオフィスや自宅にいる可能性が高くなります。電話連絡をこの12時から15時に集中させることで、アポイントが取れる確率が高くなるかもしれませんよね。
もしこの時間帯を事務所以外で過ごす場合には、単価が多少高めでも、ランチと一緒にドリンクがセットになっていて、充電設備があるなど、長時間滞在しやすいランチスポットを利用できれば、気兼ねなく事務作業に集中できそうです。
「時間コントロール」でお財布もリッチに
夏の営業マンの節約のポイントは、働く時間のコントロールが鍵となります。
一番暑い時間に汗をかきながら営業に回り、夕方事務所に戻って事務作業で残業し、夜帰りがけにビアガーデンで喉を潤して深夜に就寝……そんな生活を送っていませんか? 頑張る営業マンらしいとは思いますが、これではとても疲れやすく、実際のところ、時間効率も良くありません。
それよりは、夏はいつもより早く出社して万全に準備をし、始業とともに午前中涼しいうちに営業に回れるように時間調整をしてみましょう。その後、12時から15時は電話営業と事務作業に集中し、15時以降に再び営業に出て、夜の残業は控えめに、早めに真っ直ぐ帰宅するように気を付けてみてはいかがでしょうか?
こんな時間のコントロールが、暑い夏に負けない体調管理につながり、それが営業成績アップや、カフェ代のコントロールにもつながりますよ。疲れる前の時間管理、心掛けてみてくださいね。
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