転職 Vol.339

面接の自己PRでは「即戦力」アピールが鉄則!【#5面接の準備:営業の転職ノウハウ】

営業ならではの仕事の探し方から退職交渉テクニックまで
営業の転職ノウハウ
一般的な転職活動と違って、営業職の転職では自分の実績を企業に売り込み、転職先でいかに活躍できるかをアピールすることが大切。この営業の転職ノウハウでは、営業パーソンの転職活動で必要な書類の準備方法を伝授。営業職の転職ならではのノウハウを活かし、理想のワークスタイルを手に入れよう!
営業の転職ノウハウ

面接は採用担当者に自分に思いを伝えられる最大のチャンス。これまで自分がしてきたことと今度会社で活かせることをしっかりとまとめ、端的に「即戦力になれる」ことを伝えよう。面接は営業、プレゼンだと思って、当日の準備をしておこう。

面接官に好印象を与える自己PRの伝え方

▼職務経歴編

面接では、「私を採用することで即戦力化できると思いませんか?」と自分を売り込むことが何よりも大切。 この人なら「早く売ってくれそう!」と思ってもらえるような実績を端的に分かりやすく、伝えることが重要だ。 職務経歴書に書いてあるからいいや…と思わないこと。職務経歴書を読んでくる採用担当者ももちろんいるが、 基本読んでから来ていると思わず、面接の場でもしっかりと自分の実績を伝えるようにしよう。

▼転職理由編

「理想の営業スタイルがある」「扱いたい商材がある」という場合は、自分の意思や希望を端的に分かりやすく伝えるようにしよう。 例え、ネガティブな理由であっても、ネガティブな状況を改善しようとして、周りに訴えかけたり、異動願いを出したが、 叶わなかったというように努力した姿勢を伝えたい。

▼志望動機編

志望動機を考えるときには、IR情報を確認したり、業界動向をチェックしたり、企業研究が何よりも大切。

・この企業独自のものは何か?
・競合はどこか?
・競合と違う強みは何か?

など、「なんでこの会社がいいのか」を明確に伝えられるようにしておくことが大切だ。 まずは特徴を洗い出し、2~3つ掛け合わせて、その会社独自のオンリーワンの強みを見つけるのもいい。 企業は即戦力を求めているため、会社の強みを理解しておくことで、 採用担当者もあなたが営担当業として活躍している姿をイメージしやすくなるだろう。

現場別!面接対策法

▼人事編

人事担当が気にしているポイントは次の現場担当に報告できるトピックスがあるかどうか。 特徴的な情報や抜きん出た実績があることで、現場担当者への報告がしやすいため、応募者の特徴を見つけようとしている。 実績のほかにも、「社風にマッチするかどうか」は様々な質問から探っているため、企業研究や可能であれば、会社を訪れたり先輩社員と話して社風を掴んでおくとよい。

▼現場の担当者編

現場担当者が見るポイントは第一に「一緒に働きたいと思えるかどうか」だ。 また、このチームのメンバーに入れよう、リーダー層であればあの子の上司にしよう、 などチームの編成や会社での役割を考えていることが多い。 そのため、自分が目指すポジションを明確に伝え、もしリーダーのポジションを目指している場合は、
「これまでリーダーとして、●人のメンバーの育成や指導を担当していた」
「チームのミッションを考え、プロジェクトを成功に導いた」

などリーダーとしての実績があることをアピールしよう。

▼経営層編

最終面接とも言える経営層との面接では、 3年後、5年後、10年後、どう活躍してくれるか?を想像できる人物でないと、最終面接は通らないと考えておいた方がいい。 「将来どうなりたいですか?」という質問が来るケースが多いので、将来の自分を語れる準備をしておくことが大切だ。 また、「応募している企業で働く覚悟を問われる」ため、ほかの企業ではなくこの企業で働きたいという意思があることをしっかりと伝えたい。

面接当日のトラブル回避法

面接当日に忘れ物をしたり、時間に遅れそうな場合は、気づいた段階で採用担当者に事実を伝えることが何よりも大切だ。 特に急な用事で時間に遅れたり、面接に行けなくなるような場合は、メールではなく電話で連絡をするようにしよう。 「●●の事情で遅れそうです」というように、採用担当者から連絡が来る前に先んじて連絡を入れることで、マイナスイメージを減少させることができる。

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