

type転職エージェント キャリアアドバイザー
大北健一朗 氏販売職を経験したのち、モノありきの営業・提案ではなく自分自身のサービスそのものが試されるシビアな環境を求めて転職活動を始める。
自分自身が転職活動をする中で、転職=人生を変えるチャレンジなのだと認識し、type転職エージェントのキャリアアドバイザーに転身。営業職の方々の人生の転機をサポートすべく、日々邁進している
選考の際に必ず面接官から聞かれる“志望動機”。なぜその企業で働きたいのかを語る、選考において重要なポイントだが、「こんな理由を語ってしまう求職者には内定を出せない!」というNGワードもあるんだとか。
ではどうすれば、「選考を通過する」志望動機になるのだろうか? 営業マンが注意するべき4つのポイントを、type転職エージェントの大北健一朗氏に教えてもらった。
では、それぞれのNGポイントをどう改善すべきなのだろうか。具体策を見ていこう。
type転職エージェント キャリアアドバイザー
大北健一朗 氏販売職を経験したのち、モノありきの営業・提案ではなく自分自身のサービスそのものが試されるシビアな環境を求めて転職活動を始める。
自分自身が転職活動をする中で、転職=人生を変えるチャレンジなのだと認識し、type転職エージェントのキャリアアドバイザーに転身。営業職の方々の人生の転機をサポートすべく、日々邁進している
「志望動機でよくあるケースが、『社会貢献がしたいからです』など壮大な夢を語られること。あなたの壮大な理想を語られても、面接官からは『社会貢献がしたいならうちじゃなくてボランティアでもやればいいのに』と捉えかねません。
企業の利益にどう貢献できるか、そのために自分がどんな活躍をしていきたいのか、より具体的な話に落とし込めるよう意識しましょう」(大北氏)
「例えばベンチャー企業を志望する際、『若いうちから成長したい』などの志望理由は鉄板ワード。多くの求職者が同じようなことをいっています。中途採用では自分の今までのエピソードを加えてオリジナリティーを出すことが大事。例えば、
・私は今まで大規模な組織で働いてきましたが、ゆくゆくは組織運営の勉強もしたいと思っています。だから社歴など関係なく自分がリーダーとなって活躍できる環境にいきたいと思いました
など、若いうちから成長した結果どうなりたいのか、自分の経験に絡めた話ができるといいでしょう」(大北氏)
「例えば『将来は、自分のアイデアを形にするような仕事がしたいから』などと志望動機を話す人がいますが、その内容が転職先の仕事内容と合っていない、というパターンもよく見かけます。
採用担当者からしてみると、『その夢って、うちじゃなくて業界最大手にいった方が叶えられるのでは?』、『確かにうちはその領域に強いけど、募集しているポジションは営業職なんだけどな……』など、自社では叶えられないから選考に通せないということもあります。
これは単純に、求職者が志望する企業について表面的な知見しかなかったり、興味が薄いことが原因なことが多いです。しっかりと業界・職種研究をし、なぜ自分の希望がその企業でなら叶えられるのか、根拠もあわせて語れるようになりましょう」(大北氏)
「残業時間を減らしたい、などの条件面は転職者にとって大事なこと。ですが、志望動機で一番に挙げてしまうと、労働意欲がないように受け取られてしまいます。企業とのミスマッチを起こさないためにも、条件について語ることは問題ありませんが、条件面以外の理由も容易しておいた方がいいでしょう。例えば、
・限られた時間の中で高い成果を出す、という貴社の理念に共感します。効率的な仕事をすることで、営業として新たに○○に挑戦してみるなど、より高い成果を目指したいと思うからです
などといえるといいでしょう」(大北氏)
志望度が高くても、面接官にうまく熱意や実力が伝わらないのはもったいない。当てはまったNGポイントはしっかり見直して、選考を突破していきましょう!
取材・文/大室倫子(編集部)
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