転職活動の面接で着るスーツ選び、失敗しないための3つのポイント
転職活動の面接では、スーツを着るのが一般的なマナーです。
しかし、スーツに馴染みがない方にとっては、
「転職活動の時って、どんなスーツを着たらいいんだろう?」
「就活生みたいにリクルートスーツの方がいいのかな?」
「そもそもスーツの選び方が分からない……」
と悩むことも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、転職活動で着る「スーツの色や柄のマナー」と「正しいスーツ姿の基本」をご紹介します。
ぜひ、この記事を参考に信頼感のあるスーツ姿で転職活動を頑張ってくださいね。
※この記事は、2018/1/17に、ビジネスマンのための総合情報サイト「Customilfe」に掲載された記事を一部編集の上、転載しております
※この記事は、2018年1月時点での情報を参考にしています
【転職活動のスーツの選び方】押さえておきたい3つのポイント
転職活動は、「就活」ではなく「ビジネスの場」ですので、ビジネスパーソンという意識を持つ必要があります。
このチャプターでは、ビジネスパーソンとして転職活動用のスーツを選ぶ時に、注意しておきたいポイントを3つご紹介します。
1.リクルートスーツは避けよう
一般的に「リクルートスーツ」には、
・量販店が「学生向け」に安く販売している
・無地の黒、紺が多い
・生地が薄く、耐久性が低い
といった特徴があります。
20代前半で、「まだスーツをたくさん持っていないという場合」はリクルートスーツでも構いません。
しかし、転職活動はビジネスの場ですので、20代後半からはビジネスパーソンであることを意識して、可能な限りビジネススーツを着るようにしましょう。
「リクルートスーツ」は手ごろな値段で購入しやすいですが、面接官に未熟な印象を与えてしまう可能性が高いので、転職活動にはあまり好ましくありません。
2. 好印象を与えるスーツの色と柄
転職活動で着るスーツは、「色や柄が派手過ぎないものを選ぶ」のがビジネスパーソンとしてのマナーです。
一般的には、
色:ネイビー、グレー
柄:無地、シャドーストライプ、ピンストライプ
のスーツが良しとされています。
もし、今までスーツに馴染みがなく、どのスーツを選べばいいのかお悩みの方は、下の写真のようなスーツがおすすめです。
「派手過ぎず、地味過ぎず」「多くの業界・職種で使用できる」ので、一着持っているだけでかなり便利なスーツです。
また、志望する業界や企業の社風に合わせて、着て行くスーツを変えたいという方もいらっしゃると思いますが、必ずTPOに合わせたスーツを選ぶようにしましょう。
「業界別に、どんなスーツの色と柄を選べばいいのか」については、以下にまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
3. 正しいサイズの選び方
体型に合っていないスーツは、清潔感がなくだらしない印象になるので、必ず体型に合ったスーツを選びましょう。
正しいサイズのスーツかどうか判断するのには、試着時に以下の3つのポイントを確認しましょう。
[1]不自然なシワがないか
[2]ベントは開いていないか
[3]屈伸して窮屈ではないか
それぞれ順番に解説していきます。
[1]不自然なシワがないか
スーツを試着し、リラックスした状態の時に、「どこにも不自然なシワがないか」確認しましょう。
上の写真のようにスーツにシワが出来ている場合、自分の体型とスーツのサイズが合っていないので、サイズを変更しましょう。
[2]ベントは開いていないか
ベントとは、スーツの背広の裾部分に入っているスリット(切れ込み)のことを言います。
スーツを試着した時に「ベントが開いている場合」は、そのスーツはサイズが小さいことになるので、ワンサイズあげることをおすすめします。
[3]屈伸して窮屈ではないか
スラックスを試着した時に何度か屈伸をして、「きつ過ぎないか」「ゆとりがあり過ぎないか」確認しましょう。
屈伸した時に、膝やお尻部分にピンと張った感覚がある場合は、スラックスが小さい可能性が高いので、ワンサイズ大きいものを選ぶのをおすすめします。
転職活動での正しいスーツ姿の基本
このチャプターでは、転職活動でスーツを着る時に、最低でも押さえておきたい基本についてご紹介します。
転職活動で始めてスーツを着るという方は、まず基本をしっかり押さえるようにしましょう。
1.【ワイシャツ】清潔感を大切に
転職活動では清潔感のあるスーツ姿が基本なので、白のワイシャツで、色柄物は避けるのが基本です。
ですので、初めてスーツを購入するという方は、まず白無地のワイシャツを買って合わせるようにしましょう。
しかし、転職者は新卒とは違うので、柔らかい業界や企業の社風によっては淡い色合いのものや、薄いストライプなどの柄が入っていても構いません。
二着目、三着目以降は、応募する企業に合わせて選ぶようにしましょう。
2.【ネクタイ】信頼感をアピール
ネクタイは、「派手すぎない色と柄」を選び、信頼感をアピールしましょう。
スーツ初心者の方は、上の写真のように、赤か青のネクタイで、ドットや小紋柄(写真中央)のネクタイを一つ持っておくと、多くの業界・職種で使用できるので便利です。
また、ブランドロゴが入ったものや、キャラクターデザインが入ったネクタイは、ビジネスシーンには相応しくないので、避けるようにしましょう。
ネクタイの色や柄が、人にどんな印象を与えるかについては、「【就活生保存版】心理学から見る面接に受かるネクタイの選び方」でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
3.【ベルト】忘れてはいけない必須アイテム
スーツ着用時はベルトを必ず着けるのがマナーです。
その時、プライベートで使用するようなカジュアルなベルトではなく、革のベルトを着けるようにしましょう。
・ビジネスシーンには向いていないベルト
革のベルトであっても、編み込んだタイプのものは、カジュアルな印象を与えてしまうので、ビジネスシーンには相応しくありません。
同様に、バックルにブランドロゴが入っているものや、ステッチ(ベルトの縫い目)が派手なものも、ビジネスシーンには相応しくないので、転職活動の時にも避けるようにしましょう。
なお、ベルトの色は靴の色と揃えるのが一般的な着こなし方と言われています。
4.【靴下・靴】大人の着こなしは足元から
・靴下
靴下の丈は、座った時に素肌が見えない長さのものにしましょう。
くるぶしの靴下や、柄が派手な靴下はビジネスシーンには相応しくないので、転職活動の時も控えるようにしましょう。
なお、靴下の色はスーツの色と揃えるのが一般的な着こなし方です。
・靴
靴は必ず「革靴」で、紐靴かモンクストラップ(ベルトがついたタイプ)を選ぶようにしましょう。
スニーカーやローファー、デッキシューズはビジネスシーンには相応しくないので、避けるようにしましょう。
5.【時計】細部にもマナーを忘れずに
最近では携帯電話を時計代わりにする人も増えていますが、スーツ着用時には腕時計を着ける方が良しとされています。
ビジネスシーンでは、「黒革、白無地盤、三針時計」の時計をしておけば、まず失敗することはありません。
ただし、転職活動の時は、面接官が面接時間の管理をしてくれるので、「必ずしも腕時計を着けなければいけない」ということはありません。
ですから、もし、派手な腕時計しか持っていない場合は、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性がありますので、あえて腕時計はしないようにしましょう。
6.【カバン】自立型でスマートな印象を
カバンは、椅子の横に置いてもだらしなくならないように、自立するタイプでA4書類が入るビジネスバックを選ぶようにしましょう。
最近ではスーツにリュックを合わせる人も見かけますが、カジュアルな印象になってしまうので、転職活動の時には避けましょう。
また、ブランドロゴが入ったカバンやクリアケースなど、ビジネスシーンに相応しくないカバンも控えるようにしましょう。
まとめ
転職活動のスーツを選ぶ時のポイントは以下の3つです。
[1]リクルートスーツは避ける
[2]派手すぎない色と柄を選ぶ
[3]正しいサイズを選ぶ
この3つの基本を押さえてあれば、スーツ初心者の方でも、面接官に信頼感を与えるスーツ姿を作り出すことができます。
ぜひ、この記事を参考に転職活動のスーツを選んでくださいね。
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