営業マンとして好きなのは「冷静沈着な頭脳派」、それとも「勢いのある熱血漢」?
今回のテーマ:営業マンとして好きなのは「冷静沈着な頭脳派」、それとも「勢いのある熱血漢」?
アンケート結果:働く女子208名の答えはこれだ!
「冷静沈着な頭脳派」好きの意見
・適切な判断ができそう。(36歳/一般事務)
・冷静に筋道立てて説明してもらった方が信頼できる。(28歳/営業事務)
・熱血漢は暑苦しくてうっとうしい。(29歳/一般事務)
・話していて疲れないから。(27歳/一般事務)
・熱血漢は口だけな気がして信用できない。(24歳/看護師)
・熱すぎると引く。(28歳/総務・人事)
・勢いだけで転落していく上司を何人も見てきたから。(38歳/一般事務)
「勢いのある熱血漢」好きの意見
・自社製品への愛や熱意を感じる。(28歳/営業事務)
・営業マンは勢いが大事だと思うから。(38歳/一般事務)
・頑張ってる感が伝わってくる。(26歳/接客・販売)
・情にあふれる「ザ・営業」的な人の方が一緒に仕事していて楽しそう。(30歳/営業事務)
・冷静沈着な人は何を考えているか分からず怖い。(29歳/接客・販売)
・純粋そうでズルさを感じないから。(38歳/接客・販売)
今回の研究結果
「冷静沈着な頭脳派」好きが56%となり、「勢いのある熱血漢」好きの44%を抑えた、今回のアンケート。両派の意見を見ていくと、営業マンが持たれている一般的なイメージ像がよく分かります。
まずは、「頭脳派」好きの意見。「適切な判断」「冷静」など、そのスマートでクールな態度に頼もしさを感じている一方、「熱血漢」についてはかなり批判的。「暑苦しい」「信用できない」「グイグイ来られると引く」など、松岡修造さんが聞いたら、ちょっとがっかりしそうなコメントが並びました。
次に「熱血派」好きの理由ですが、「熱意を感じる」「営業マンは勢いが大事」「頑張っている感じが伝わる」といったものが多く、「熱さ=やる気」と受け止める傾向が。その対極にある「頭脳派」に対しては「考えていることが分からない」「ズルそう」と警戒感さえ感じているようでした。
「あの営業マンは苦手なタイプ」とバイアスをかけられ続けるのも嫌なもの。頭脳派さんなら、ユーモアを交えて“抜け感”を出す、熱血漢さんなら、相手に合わせ、たまには落ち着いた一面を見せるなど、自分のイメージの固定化を避けてみるのはいかがでしょう!?
【アンケート調査概要】
●調査方法:『女の転職@type』『Woman type』会員、20~30代女性へのWebアンケート
●調査期間:2015年8月7日~11日
●有効回答者数:208名
文/金子恵妙 イラスト/村野千草(有限会社中野商店)
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