スキルアップ Vol.194

営業マンの稼ぎ具合の判断基準は「良い場所に住んでいる」? それとも「良いスーツを着ている」?

オトコが気になる究極の2択!
オンナゴコロ研究所
一流の営業マンになるためには、営アシ女子とうまく仕事したり、手ごわい女性担当者を口説きおとしたりと、オンナゴコロをつかむことは必須! 秋の空よりも変わりやすく、東京駅の地下よりも複雑な女性の心、正しく理解できるようになるまでアンケート結果を研究するっす!

今回のテーマ:営業マンの稼ぎ具合の判断基準は「良い場所に住んでいる」? それとも「良いスーツを着ている」?

アンケート結果:働く女子208名の答えはこれだ!

「良い場所に住んでいる」派の意見

・家賃で収入がある程度分かる気がする。(29歳/総務・人事)

・スーツは見栄でも着ることができるが、家はそうはいかないから。(29歳/接客・販売)

・着る物よりも、住む所の方が継続的にお金がかかるから。(23歳/接客・販売)

・スーツよりも住まいにこだわりがある方が、将来設計をしっかり構築する余裕があるように感じる。(28歳/営業事務)

・タイムイズマネー。稼ぐ営業マンは、アクセスが良くてステータスも満たす場所に住んでいるはず。(34歳/営業企画)

・住む場所はその人を作りあげている大きな要因だと思うから。(37歳/カスタマーサポート、オペレーター)

・住居環境・地域は車や衣服のような一過性のものとは違い、その人の価値観を表す1つの大きな指標なので。(34歳/キャリアアドバイザー)

・住まいはライフスタイルの基盤。そこに重点を置いているということはそれだけの収入を得ていると思うから。(29歳/接客・販売)

「良いスーツを着ている」派の意見

・人は見た目。(24歳/看護師)

・営業マンにとってスーツは戦闘服。それに気を使えている人はできる営業マンだと思う。(33歳/接客・販売)

・場所は社宅などの可能性があるが、スーツは本人のセンスが出るから。(28歳/営業事務)

・家庭だけでなく、仕事に投資できる余裕があるように見える。(31歳/管理栄養士)

・消耗品にこだわれるのは大事。(28歳/Webディレクター)

・貧乏でも家族の恩恵で良い所に住める人はいるから。(37歳/一般事務)

今回の研究結果

今回のテーマは稼ぎ具合の判断基準。営業マンとしても、男としても、「この人、稼いでそう」と思われるのは光栄な話ですね。気になる結果は、「良い場所に住んでいる」派が約7割を占め、「良いスーツを着ている」派を抑えました。

「良い場所に住んでいる」派の理由で多かったのは、「スーツより土地が高い」「住む場所には継続的にお金がかかる」といったもの。また、「ライフスタイルの基盤にお金をかけられる」、「住まいにこだわりを持っている」という点に、“ゆとり”を感じ取っている人もいました。

「良いスーツを着ている」派の意見では、「人は見た目」「スーツは戦闘服」など、「身なりが良い=仕事ができる=稼いでいる」と考えている女性が目立ちました。住んでいる場所については、「家族の恩恵で住めるケースもある」とし、判断基準になり得ないと見ているよう。

というわけで、「良い場所に住んでいる」に軍配が上がった今回のアンケートですが、無理は禁物。良い場所に住んでいても、スーツがボロボロじゃ営業マン失格だし、高額な家賃支払いに追われて精神的に追い詰められては良い仕事はできません。「住んでいる場所までは聞けないのでスーツで判断」(29歳/一般事務)という意見もあるわけで。稼いでるように見られたければ、まずは質の良いスーツを着て目の前の仕事に打ち込むことから始める方が現実的かも。

【アンケート調査概要】
●調査方法:『女の転職@type』『Woman type』会員、20~30代女性へのWebアンケート
●調査期間:2015年8月7日~11日
●有効回答者数:208名

文/金子恵妙 イラスト/村野千草(有限会社中野商店)


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