キャリア Vol.202

「足」で稼ぐ営業マン必読! シューカウンセラーが教える、シーンに合わせたビジネスシューズの選び方【男の美学塾】

靴

シューカウンセラーと探すこだわりの“逸足”!

仕事や会合の場で、髪型とスーツはバッチリだけど、ああ、靴が残念……。なんて人は結構見かける。ビジネスシーンでも、「オシャレは足元から」がキホンだ。また、靴は日々の営業を足元から支える仕事道具でもある。

そこで、こだわりの一足を探しに、『伊勢丹新宿店メンズ館』の地下1階にある紳士靴フロアを訪れた。

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売り場には1万円台の手ごろな靴から2~4万円のブランド靴、ウン十万円の高級靴と、1000足超がズラリと並ぶ。いったい、どう選べばいいのやら……。

そこで、今回は『伊勢丹』の社内資格「シューカウンセラー」を取得した販売員・松林孝樹さんに、靴選びをサポートしてくれる「シューカウンセリングサービス」をお願いした。

なんと、利用料は掛からず、足と靴の専門知識を有するシューカウンセラーが、足の実寸測定やフィッティング(サイズ合わせ)をしてくれるのだ!

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「良い靴とは、長く履ける靴。言い換えれば愛着のあるデザインと、履き心地の良さを兼ね備えた靴と言えます。靴選びにこだわる方は、お仕事柄、人前に立つことの多い方だったり、ファッションに敏感な方も多いですが、用途や予算に合わせてどんな方にもベストな靴が見つかるまで丁寧にご案内いたします」

早速、フィッティングからスタート。売り場のソファに座ると、足に測定器が当てられた。

「足の実寸を知ることは、靴選びの第一歩。それを知らずして、良い靴には出会えません。足の特徴を捉えた上で、デザインやシルエットの好みにあった靴を選んでいきましょう」

続けて、松林さんが両手で包み込むように、足の幅や甲の高さ、踵(かかと)の形状などを触診していく。松林さんによると、足の特徴は十人十色で、形や大きさは同じ人でも左右の足で異なることもあるそう。

「お客さまの足の実寸は25cmで、甲高幅広の日本人の典型的な足ですね。ただ、小指側の足のラインが少し膨らんでいる点が特徴。少々〝靴選びが大変な足〟だと思います」

なんと、筆者の靴選びの悩みを的確に言い当てられてしまった! 確かに革靴には何度も泣かされてきた。どれを履いても窮屈で、少し歩くと小指が痛くなる。だからデザインには目をつむって靴を選んだこともある。でも、たまにはオシャレな靴が履きたいのに……。そんな悩みを松林さんにぶつけてみた。

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外回りが多い営業マン向けの靴選びのポイント

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では、外回りが多い営業マンにはどんな靴が最適なのだろう?

「営業マンの方は身軽さが大切かと思いますので、ゴム底の靴は選択肢のひとつ。クッション性があり、長時間歩いても疲れにくいです」

そこで松林さんがオススメしてくれたのが、靴の内部にゴアテックス素材を使用したリーガルのアイテム(上写真:22,000円)。

「ゴアテックス素材は浸透性と防水性を兼ね備えており、晴天時は靴の中が蒸れにくく、雨天時は靴の中が濡れにくいので、全天候に対応しています。雨や雪の多い日本の気候には最適です。実は、ゴアテックスは検査基準が極めて厳しく、限られたメーカーでしか使用できません。それだけこの靴の機能は信頼性が高いんです」

リーガルと言えば、1902年創業の老舗国産メーカーだ。

「リーガルは国産ブランドとしての歴史が長い分、日本人の足の特徴をよく捕らえた靴づくりをされています。初めてこだわりの靴を買うような方でも入りやすいブランドかと思います」

アフター5に“予定あり♪”の日に履きたい一足

一方でビジネスマンにとっては、「今日は仕事後に婚活パーティー!」なんて日もあるだろう。そんな日に備えてデザイン重視のプラス一足も持っておきたい。

だが、ここでズラリと並ぶ革靴たちを前に問われるファッションセンス。ウーン、正直自信がない(苦笑)。そこで松林さんがオススメしてくれたのが、紺色のローファーだ。

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「ローファーはカジュアルなものから、ドレッシーなものまで様々な表情を持ち合わせています。その中で皆さま悩まれがちなのが色ですが、間違いがないのはネイビー。カチッとし過ぎず、それでいてラフ過ぎない。試着すると分かりますが、オシャレめスーツにピタッとはまります。最近ではファッション感度が高いビジネスマンのトレンドになっているカラーでもあります。女性ウケも良いと思いますよ」

やはり、オシャレは足元からである。

「靴に気を遣えている方は、着ている服もオシャレです。足元をしっかりと押さえつつ、トータルで自分をどう見せれば魅力的になるのかをよく分かってらっしゃる方が多い」

デザイン重視の革靴選びで迷った時は、紺のローファーを試着してみよう。

受け取りまで1年掛かる! フルオーダーの革靴

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「デザイン、革素材、縫製などを決め、お客さまの足を測定した後、熟練の職人が木型から削り出し、製作していきます。製作を担当するのは、限られた職人のみ。採寸、仮縫い、本縫いという流れで製作は進みますが、一足一足手作りなので、商品の受渡しはオーダーから約1年後になります。価格は約30万円から、ベビーカーフやクロコダイルなど、希少な素材もあります。主に40代後半から上の世代の方が、人生のご褒美として、一生モノの一足としてオーダーされるケースが多いですね」

いつかフルオーダーで世界に一足しかない、自分だけの革靴を作る! そんな目標を立てれば、日々の仕事にも張りが出るというものだ。

クツを磨く=男を磨く

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「革は“生き物”です。ケアを怠るとどんどん乾燥して、革に亀裂が入ることも。逆に、しっかりとしたケアを行えば、長持ちします」

では、具体的な手入れ方法は?

「まず、ブラシなどで汚れを落とし、クリームを布にとり靴全体にムラなく塗って磨いた後、仕上げに再度、ブラッシングをかける。このスリーステップが基本ですが、ケアはシューキーパーを靴に入れた状態で行うのがベスト。そうすると革の皺が復元してクリームが浸透しやすくなるので光沢が出やすいんですよ」

革という生き物は愛情を注げば注ぐほど、味が出てくるようだ。

「革靴の価値というのは、単に高級ということではなくて、きちんと手入れされているかどうかに表れます。手入れを続けていれば、革の光沢に深みが出て、皺にも味が出てくる。見る人が見れば、自分の靴に愛情を注いでいる人かどうか分かるものです」

なるほど、靴を磨くということは身なりが整うだけでなく、例えばクライアントが履いている靴へのこだわりにも気付くようになるということなのだ。こういった教養は実践している者にしか学べないだろう。

今回の美学が見つかるのはここだ!
伊勢丹新宿店 メンズ館

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「初めて革靴を買う」という初心者から、「世界に一足だけの靴を作りたい」という高級志向の人まで、あらゆるニーズに対応する1000足超のアイテムを取り揃える『伊勢丹新宿店 メンズ館』。

シューカウンセリングサービスは、電話での事前予約がおすすめだが、店頭で「シューカウンセラー」のネームプレートを付けた販売員にお願いすることも可能とのこと。

靴選びに迷ったらぜひ訪れてみてほしい。

DATA
伊勢丹新宿店 メンズ館B1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
TEL:03-3352-1111(大代表)
営業時間:10:30~20:00
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ「新宿三丁目駅」より徒歩1分

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取材・文/questroom inc.、興山英雄 撮影/柴田ひろあき

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