プリセールス・セールスエンジニアとは? 仕事内容を解説
プリセールスやセールスエンジニアは顧客との商談や打ち合わせなど営業現場で活躍するエンジニアです。営業に同行し、技術的知識を活用してお客様の細かなニーズや潜在的なニーズを吸いあげることがミッションとなります。さらにプレゼンテーション資料作成のサポートや客先や商談で得た情報を技術側にフィードバックすることも業務に含まれます。ときには業務改善やシステムデザイン等のコンサルティング領域から、要件定義や設計といった通常SEが担当するようなシステム導入における現場の管理を任されるなど、多様な業務を担当します。企業によって呼び方は異なることが多いですが、基本的にはセールスエンジニアとプリセールスはほぼ同義語として扱われます。強いて違いをあげるのであれば、プリセールスの場合契約のクロージングは営業担当に引き継ぐことが多いのに比べ、セールスエンジニアの場合、一人で製品の技術的な説明からクロージングまでを行なうこともあります。
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プリセールス・セールスエンジニアに求められるスキル
・IT業界での営業、SE、カスタマーサポートなどの経験
・顧客との良好な関係を構築する力、プロジェクトに関わる多くの人間をまとめるマネジメント能力
・要求を素早く理解する地頭の良さや、技術的な内容を分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力
取引先と顔を合わせて話しができるため、エンジニアとして「もっと取引先とコミュニケーションを取りたい」「ユーザーのリアクションを肌で感じたい」と感じているエンジニアの方には向いている職種と言えるでしょう。
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プリセールス・セールスエンジニアの労働環境
営業先の企業に赴いて製品の説明などをするため、外出や出張が多い仕事です。
プリセールス・セールスエンジニアの年齢別平均年収(@type調べ)
【20代】380?430万円、【30代】550?600万円、【40代】590?640万円
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プリセールス・セールスエンジニアの転職難易度
システムエンジニアや営業職からキャリアチェンジする人がほとんどで、実務経験者の絶対数は多くありません。また、技術に関する専門知識と営業センス両方が求められるため、企業の採用基準を満たす人材は少ないのが現状です。逆に言えば、経験者であれば即戦力として活躍できます。
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プリセールス・セールスエンジニアの履歴書・職務経歴書作成のポイント
顧客との関わり方をしっかりと明記することが必要です。「顧客への提案段階から入り技術的な説明を行った」「受注後のシステム導入において、PMのような立場で現場を取り仕切った」など、どういった業務を行ったのかを記載しましょう。具体的な数字や実績など、目を引くトピックスを明記することが重要です。事実をベースにしっかりとアピールしましょう。
プリセールス・セールスエンジニアの代表的なキャリアパス・キャリアプラン
技術的な知識を活かし、顧客が抱える課題を解決に導いていく業務を担っているため、システムコンサルタントのようなポジションがその先のキャリアとして考えられます。技術志向が強いか、顧客志向が強いかでキャリアパスは分かれてきますが、身につく経験は幅広いので活躍できる場は広いと言えるでしょう。
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