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「前職のソフトベンダーでは、『業務コンサルティング』と『システム導入』を分けて考えることが多かった」という松井幹雄氏。一方、ウルシステムズでは両方をつなぐことがテーマになり、以前とは違う発想が求められているという。
「お客様は、単に『優れたシステムを入れてほしい』とは考えていません。『IT導入後の事業全体を一緒に考えてほしい』という期待をもって我々に仕事を依頼されています。当然、要求されるレベルは高いですね」
前職では、システム導入のプロジェクトマネジメントに注力してきたという松井氏。今回のプロジェクトでは、コンサルティング業務で苦戦を強いられた。 「ビジネスの視点をもっと磨かなくてはならないと身に染みて感じましたね。『業務分析の計画が甘い』とお客様からお叱りを受けることもありました。また、業務拡大を控えたクライアントの事業部は業務範囲も広く、本体組織のほか、ビジネスパートナーにもヒアリングする必要がありました。そのため、予定の倍近い時間がかかってしまったのです」
チームのメンバー2人と要件定義を詰める作業は深夜に及ぶことも。コンサルタントとしての経験が少なかった松井氏は、自らのスキル不足を痛感しながらも必死で“バトル”し続けた。
「成果物でいうとシステムということになりますが、お客様が評価するのはそれだけではありません。日ごろの仕事に対する姿勢やコミュニケーションが信頼につながるんだと思っています。それこそ、今回は寝る間も惜しんでシステムの要件定義を考え続けましたね」
時間はオーバーしたものの、プロジェクトの第一段階は無事終了。先方の事業部長からは「よくやってくれた。今後もよろしく頼むよ」と労われた。次の開発フェーズでは、松井氏のマネジメント力が試される。顧客とのリレーションを密に、安定してプロジェクトを動かしていきたいと、松井氏は決意を新たにしている。
「お客様は、単に『優れたシステムを入れてほしい』とは考えていません。『IT導入後の事業全体を一緒に考えてほしい』という期待をもって我々に仕事を依頼されています。当然、要求されるレベルは高いですね」
前職では、システム導入のプロジェクトマネジメントに注力してきたという松井氏。今回のプロジェクトでは、コンサルティング業務で苦戦を強いられた。 「ビジネスの視点をもっと磨かなくてはならないと身に染みて感じましたね。『業務分析の計画が甘い』とお客様からお叱りを受けることもありました。また、業務拡大を控えたクライアントの事業部は業務範囲も広く、本体組織のほか、ビジネスパートナーにもヒアリングする必要がありました。そのため、予定の倍近い時間がかかってしまったのです」
チームのメンバー2人と要件定義を詰める作業は深夜に及ぶことも。コンサルタントとしての経験が少なかった松井氏は、自らのスキル不足を痛感しながらも必死で“バトル”し続けた。
「成果物でいうとシステムということになりますが、お客様が評価するのはそれだけではありません。日ごろの仕事に対する姿勢やコミュニケーションが信頼につながるんだと思っています。それこそ、今回は寝る間も惜しんでシステムの要件定義を考え続けましたね」
時間はオーバーしたものの、プロジェクトの第一段階は無事終了。先方の事業部長からは「よくやってくれた。今後もよろしく頼むよ」と労われた。次の開発フェーズでは、松井氏のマネジメント力が試される。顧客とのリレーションを密に、安定してプロジェクトを動かしていきたいと、松井氏は決意を新たにしている。
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