高橋篤行氏
アクセンチュア株式会社
コンサルタント
1998年に新卒で入社したSI企業でネットワーク系システムエンジニアを担当。2005年4月にアクセンチュアへコンサルタント職として入社 |
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「コンサルティング業務未経験の自分がコンサルタントへの転職を決意するには勇気が要りましたが、熱意があれば意外に道は開けるものですね」
そう語るのは、2005年4月にアクセンチュアへコンサルタントとして転職を果たした高橋篤行氏だ。大学卒業後に新卒で入社したSI企業では、ネットワーク系システムエンジニアを担当。年数を経るにつれて要件定義や要求分析、システム設計といった上流工程を任せられることも多くなり、IT技術者としては恵まれた状況にあったという。
「恵まれた立場でいろんな業務を経験できたからこそ、技術だけを駆使して問題を解決することの限界を感じることが多くなりました。もっと根本から、課題解決の提案ができる人間になりたいと思うようになったんです」
その想いが高橋氏にとって、コンサルタントを志望するきっかけとなった。不安を抱えつつも人材紹介会社を通じてアクセンチュアに応募し、ネットワーク構築を通じて培われた課題解決能力を買われて見事に内定を獲得。
「自分の可能性を自分の思い込みだけで限定するのはナンセンス。1人であれこれ悩むよりはアクションを起こしてみることですね」 |