確実に好印象を与える面接トークを準備しよう

せっかく優れたスキルを持っていても、面接で落とされてしまっては宝の持ち腐れ。本番であがらないためにも、上の問答模範例を参考にして、しっかり準備をしておこう。


面接官の質問には、必ずその裏に「確認しておきたい事柄」が隠されている。その質問の意図を事前に把握しておけば、本番でドギマギすることもなくなるはず。面接でよく聞かれる典型的な質問を5つ挙げたので、これをもとに自分流の答え方を考えておこう。







面接では、自分の熱意や希望を語ることが欠かせない。しかし、一方的な話になってしまうのはNGだ。面接官は「この人と一緒に働きたいかどうか」を見定めようとしている。会話が成立しない人とは、働きたいとは思わないものだ。

だからこそ、まずは最低限の礼儀として、応募企業の戦略や応募職種の業務内容を具体的に調べて会話のネタを数多く仕込んでおきたい。

上に想定問答を挙げているが、これはあくまでも模範回答のひとつ。求人情報や応募先のホームページを熟読するなど、基本的なことさえしっかりやっておけば、これらの質問にも自分流の受け答えができるようになる。本誌後半ページでメーカー各社の最新動向を紹介しているので、それも読み込んでおきたい。

ちなみに、面接は「なぜこの会社、この仕事に応募したか」を説明する場だと思われがちだが、面接官が知りたいのは「入社後にどう働きたいのか」。自分のスキルを使って業務にどう貢献していきたいのか、しっかりと先の見通しを語るように心がけよう。

話すのが苦手というエンジニアは少なくないが、この2点に注意して面接に臨めば、「話しベタ」でも問題はない。準備さえ怠らなければ、内定への道は必ず拓ける。

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