格差は損?得?|typeオリジナルマンガ
タテノカズヒロの連載第3回。タイ子は美人同期との格差を埋めるべく、部長へのゴマすりを敢行! 果たして同期格差は埋まるのか……?
ビジネスパーソンに聞いた「お仕事あるある」アンケートをもとにした、typeオリジナルのWebマンガです。
更新日:2018.02.27
タイ子「あ????どうせ私は山崎に比べたらかわいくないですよっ」
ぷう子「山崎って同期の子だっけ!?」
ズズズ???とラーメンをすすりながら、ぷう子はタイ子のグチを聞いています。
今日は同期への不満のようです。
タイ子「山崎なんていつのまにか会社の経費で資格取ってたんだよ!!!!!部長からしたら時々ミスしてちょっと仕事できないくらいのほうがかわいいのよっ…!!!!
おかしいでしょ!? 同期なのに格差がヒドイ!!」ラーメンをひっくり返しそうな勢いのタイ子に、ぷう子は冷静にアドバイスします。
ぷう子「アンタは正面から行きすぎるのよ。ある弁護士さんの言葉なんだけど、『正面の理、背面の情、背後の恐怖』…って言葉知ってる?」
タイ子「は?」
ぷう子「例えば金髪の高校生がいたとして、同級生が正論で『校則違反だから金髪なんてしちゃダメじゃないか』って言ってもムダでしょ?たぶん『うるせー!』ってなる」
「でも好きな子に『黒髪のほうが似合うんじゃない?』って言われたり、校長に『退学にするぞ!』っおどされたら行動を変えるかもしれないでしょ」
タイ子「……部長にゴマすれってこと?」
それからタイ子は部長へのアプローチを変えてみた。
タイ子「部長そのネクタイお似合いですね」
部長「おおそうか?」
すると、1ヵ月後はじめて飲みに誘われた。安居酒屋だけど。
部長「タイ子くん肌キレイだよね」
さわ…
タイ子「こんなの望んでねぇーーっ!こんなことなら格差があった方がよかった」
うまくいかないタイ子でした。
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