スランプにも強い営業マンになる8つの方法
ノルマが迫っているのに売上目標に全く届いていない、突然売れなくなった、何をやってもうまくいかない気がする、頑張らなくてはいけないのにやる気がわかない...
営業マンだったら誰でもこんなスランプを経験したことがあるのではないでしょうか。
今まさにスランプで苦しんでいる方もいるでしょう。
スランプには運もあると思っている方もいるかもしれませんが、スランプにも対策があります。
今回は辛く苦しいスランプから脱出する方法をご紹介します。
1. スランプは当たり前であることを肝に銘じる
まず、営業にはスランプがつきものであることを肝に銘じてください。
営業活動はビジネスやお客様の状況に左右されることも多いものです。また、自分の状態や他の営業マンの影響もあります。
スランプを避けようとするのではなく、スランプにも強い営業マンになることを目指しましょう。
2. 自分のスランプの種類を理解する
スランプにも種類があります。自分が今陥っているスランプや、よく陥るパターンを見極めましょう。
A)対外的要因によるスランプ
経済状況の悪化、強力な競合商品の出現、売上目標のアップ、他の営業マンの活躍など、対外的要因によってスランプに陥ることがあります。
または複数の要因が絡み合っていることもあります。
要因について考え、自分の手に負えない場合は、上司や先輩などからアドバイスをもらうことも必要です。
B)自分に原因があるスランプ
自分が大きく成長をした後や成功が続いた後にスランプを経験することもあります。
成長が限界に達しており、自分のやり方を変えない限りそれ以上伸びない場合もあります。
これらの場合には、スランプは、成長の前兆、次のレベルへ向かうためのものであるとポジティブにとらえることができます。
反対に、手抜きや労働時間の減少など、自分の仕事の質や量の低下が原因の場合もあります。
その場合は低下分以上の努力が必要になります。
自分の仕事の内容ではなく、肉体的・精神的な疲れやプライベートの影響がスランプの原因であることもあります。
その場合は、思い切って一日ゆっくり休んだり、影響を与えていることの解決をしたり、ちょっとしたご褒美で自分のやる気を刺激したりしてみましょう。
3. 見込客へのアプローチ方法を見直す
スランプへの対策は何かを変えることだけではありません。
基本に立ち返ることも大切です。営業の場合の基本はなんといっても成約の種となる見込客です。
見込客リストをじっくりと見直してみましょう。
まだアプローチできていない見込客はいませんか?
フォローアップをしていない見込客はいませんか?
電話でうまくいかなかった場合はメールや郵送など他の方法を試しましたか?
メールの件名や本文、添付資料を変えて送ってみてはどうでしょうか?
手段、回数、内容など、見込客へのアプローチ方法を徹底的に見直しましょう。
4. 成功例を分析する
今までの成功例を分析するのも有効な方法です。
成功した例について、時系列に、何をしたか、何がうまくいったかを振り返り、リストにしましょう。
そのリストと現在の案件の状況を比較し、これからできることを考えます。
スランプを脱出した後も続けて習慣にしましょう。
5. 新規開拓をする時間を決める
スランプに陥るということは、見込客の数が足りないということでもあります。つまり、新規開拓が必要ということです。
つい見込度の高そうな見込客へのアプローチに力を入れてしまいがちですが、それだけでは不十分です。
毎日最低30分、新規開拓のために電話をする時間を決めて、予定表に入れてしまいましょう。
できれば毎日同じ時間ではなく、時間を変えたほうが、電話がつながるチャンスも増えます。
6. 無駄を見直す
スランプの最中は一秒たりとも時間を無駄にできません。何かをやる前に、この作業は本当に必要なのか、今やる必要があるのかを厳しく自問自答しましょう。
また、無駄を見直すだけでなく、自動化できることも探してみましょう。
例えば、上司への営業報告は、メールでなく、共有フォルダへのファイルの保存にすれば、メール送信の手間が省けます。
見込客に送るメールもテンプレートを作りましょう。
7. 早めに出勤をする
残業時間には限りがあるうえ、夜はどうしても悲観的になりやすく、集中力も途切れがちです。
スランプを脱出するまでは早めに出勤をしてみましょう。人が少なく電話も鳴らないオフィスでは集中度合いが違います。
毎日は難しいという場合は、月曜日だけなどと曜日を決めて、早めに出勤してみましょう。
8. 学ぶ
スランプは新たな手法を取り入れるよい機会となります。
待っているだけでは新たなアイディアは入ってきません。自分から積極的に本を読んだり、インターネットで情報収集をしたり、セミナーや交流会に参加したりして、ヒントを探してみましょう。
トップセールスマンなど営業成績のよい人が何をしているかを観察し、できることを取り入れるのもお勧めです。
いかがでしたか?
スランプは成長や変化のきっかけでもあります。
スランプの対策を知ることでスランプへの耐性をつけ、営業マンとしてさらに成長していきましょう。
※こちらの記事は『セールスハックス』より転載しております
>>元記事はこちら
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