営業活動のパフォーマンス・モチベーション向上に役立つ! “マインドフルネス”のススメ
自分の内面と向き合い、自分を最高の状態にする『マインドフルネス』という方法をご存じですか?
米国では、社員のパフォーマンスやモチベーション向上のための人材育成プログラムとして、取り入れている企業も多数あります。近年では営業活動において取り入れている営業マンも多いようです。
そこで、丸善・ジュンク堂・文教堂などの店舗とネット通販、電子書籍が連動したハイブリッド総合書店『honto』のブックキュレーターが、数千の本の中から、マインドフルネスを知りたいという方にオススメの入門書、実践書、そして実践した人たちの結果を記した本を紹介します。
あなたの営業活動や、モチベーション向上に役立てみてくださいね。
毎日を最高の状態で過ごせる自分になるために。「マインドフルネス」の本
※各タイトルをクリックすると、各本の詳細がご覧いただけます。
自分を最高の状態にする「マインドフルネス」について、本書はその概要を知るわかりやすい本です。瞑想、姿勢、睡眠、食事、それぞれの観点から、科学的なエビデンスをおさえながら、具体的に実践できるコツも散りばめています。マインドフルネスを深く知るには少し物足りないかもしれませんが、入門書には適した一冊です。
2.『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』草薙龍瞬(著)
SNS、ネット記事、職場の人の声……。誰かの言葉にすぐ「反応」してしまうことから「苦しみ」がはじまると本書は説きます。それを理解することが、悩みを解決する第一歩。本書はブッダの原始仏典をひも解きながら、現代に生かせる合理的な考え方や具体的な方法論を教えてくれる、最適なマインドフルネスの実践書です。
3.『はじめてのマインドフルネス 26枚の名画に学ぶ幸せに生きる方法』クリストフ・アンドレ(著)、坂田 雪子(監訳)、繁松 緑(訳)
本書もマインドフルネスの概念と実践法を紹介した本ですが、フランスで人気の精神科医が名画をひも解きながらその説明をする点が特徴的です。モネ、ブリューゲル、マグリットなどの絵画を利用することにより想像力が刺激され、自然と自分の内面と向き合えます。12ヵ国で翻訳、フランスで30万部売れたベストセラーです。
4.『マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える』デイヴィッド・ゲレス、岩下慶一(著)
本書は、マインドフルネスをビジネスに取り入れようか検討している人に最適な本です。実践方法について具体的に述べるのではなく、アメリカのビジネスの現場でどのような動きがあるのかを記したルポタージュです。取り入れた企業や従業員の結果、行った人とそうでない人の脳の違いなどを、丁寧にレポートしています。
5.『グーグルのマインドフルネス革命 グーグル社員5万人の「10人に1人」が実践する最先端のプラクティス』サンガ編集部(編著)
前書はビジネスの現場を広くレポートした本でしたが、本書はGoogleに焦点を絞り、そのマインドフルネスの実践を取材しています。プロジェクトの中心人物、ビル・ドウェイン氏へのインタビューとともに、マインドフルネスの魅力とその実践方法を紹介。企業での実践を検討したい人には特にオススメします。
※こちらの記事は「本の専門家(ブックキュレーター)が薦めるテーマから本と出会える『hontoブックツリー』」より一部編集して転載しております。
>>元記事はこちら
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