【AMF 椎木里佳】2020年までに結婚・出産・上場「全部経験したい」我が道をいく20代社長の野望|藤原和博対談
教育改革実践家の藤原和博さんが、経営のプロフェッショナルをゲストに迎え、「働く力」について考えるtypeの動画コンテンツ「10年後、君に仕事はあるのか?」。今回のゲストは、株式会社AMFを15歳で起業し「女子高生社長」として一躍脚光を浴びた椎木里佳さんだ。
前半の記事:元女子高生社長・椎木里佳が次のJKトレンドを予測!
記事後半では、「2020年までに結婚も出産も上場も全てやりとげたい。スーパースターになりたい」と豪語する椎木さんのキャリア観を聞いた。
※この記事は「typeオリジナル キャリア動画」を一部編集の上、テキスト化したものです。
目指すのは「批判する気も起きないスーパースター」
椎木さんは「スーパースターになりたい」ってよく言ってますけど、どうですか?
全然まだまだで、今の進捗は0.2%くらいです(笑)。 まずはAMFをグロースさせるのはもちろん、アジアを代表する女性になりたいと思っていて。今は、なんだかチンタラ歩いてるなぁと自分では思います。批判する気も起きないくらい、すごい人になりたいと思っているんですよね。
まだまだなんだ。周りの同世代の子に関しては、何か思うことはある?
私はちょうど今大学3年生なので、周りの子達は就活してるんですよ。でも周りは「より知名度の高い会社に潜り込みたい」みたいな子がすごく多くて。そういう傾向が少なくなってきたとか言われてますけど、全然そんなことない。
やっぱりまだそうなんだね。
それって、個人的にはめちゃくちゃもったいないと思っています。起業したいって思っている子でも、「3年会社員をやってから」とかって言うんですよ。でも結局3年働いたら居心地がよくなってそこに居続けることになるから、最初から起業した方がいいと思うんですけどね。
企業側の話を聞くと、「今の若い子は、すぐに上司に答えを聞いちゃう」って声も多いんだけど、それはどう思う? 自分で考えてないって、やばい話だと思うんだけど。
うーん。まぁそれも確かにあると思うんですけど、最近は「忖度しない」子が多いだけかなって感じがするんですよね。上司に対して「嫌われたくないからちゃんと調べて提出しよう」ではなく「直接聞いて分かんなかったら考えよう」みたいな。それが今っぽいというか、合理的な感じもするので。
椎木里佳が“一人会社”を徹底して貫く理由
椎木さんの会社は、ずっと自分一人でやっていると聞きました。
そうですね。ミニマム経営みたいなものが、個人的には一番イケてると思っているので。社員を増やせば増やすほどランニングコストがかかるし、オフィスを持つこともしません。シェアオフィスで6年間事業をやっていますが、それで全然事足りちゃってるんです。
プロジェクトごとにその都度最適な人と場所で仕事をするって感じなんだよね。これからは、そういうスタイルでのビジネスもどんどん増えていきそうだよね。
そう思います。
椎木さんは2020年までに、AMFを上場させて、結婚して出産もするって以前宣言していましたけど、進捗はどうですか?
やれることは全てやりたいって思うんです。実現可能性はいったん置いておいて。もう来年なんで、タイムリミットが近づいていますが(笑)
でも、椎木さんならやっちゃいそうな気がするよね! では最後に是非、この記事を読んでいる方にメッセージをもらえますか。
自分の人生は一回しかないし、他人は自分の人生の責任を取ってくれません。だから人生は自分の意見でしか決めないって思った方がいいんじゃないかなって思います。私もそうやってキャリアを歩んできました。
なりたい自分になるためには、やっぱり自分を出していかないとね。周りに合わせてばかりの“良い人”を一生やってたら、最後に「誰の人生だったんだろう」ってなっちゃうし。
その通りだと思います。いろんな人の意見を聞いてもいいけど、最終的には自分で自分の人生の判断を下すことをおすすめします!
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企画・撮影協力/(株)ビジネス・ブレークスルー
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