スキルアップ Vol.1001

新人営業マンなら覚えておきたい! 営業でよく使われるビジネス用語50選

さまざまな業界・企業の人とコミュニケーションをとる営業職は、他の職種以上にビジネス用語に触れる機会が多くあります。……と言っても、社会人1年目の人や初めて営業職にチャレンジする人にとっては馴染みがない言葉が多いかもしれませんね。

特に英語由来のビジネス用語は、上司に言われてもピンとこない……という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、営業・ビジネスシーンでよく使われる用語50選をご紹介。困った時に探しやすいよう、五十音順でまとめていますので、ブックマークして辞書代わりに使ってください。

ビジネス用語

「あ行」のビジネス用語

●アイミツ

複数の業者に見積もりを算出してもらい、価格やサービスなどを比較すること。「相見積もり」の略称。

●アウトソーシング

外注業者に業務の一部もしくは全部を委託すること。日本語では「外部委託」と訳します。

例えば起業から間もなく、社内にリソースがない場合や従来の方法ではアプローチが難しいクライアントの新規開拓を狙う場合などに、営業業務を外部の営業代行会社に委託することもあります。テレアポのみを専門で請け負う企業もあります。

●アウトバウンド

企業側が直接顧客に対してアプローチをおこなう営業形態のこと。主にテレアポや飛び込み営業などの手法が一般的です。

・関連用語:インバウンド

●アサイン

仕事や役割を任命すること。英語では「assign」。

●アジェンダ

会議で話し合うべき議題のこと。転じて会議で話し合うべき議題をまとめた書類のこともアジェンダと呼びます。アジェンダを事前に会議の参加者に共有しておくことで会議を効率的に進める狙いがあります。

・関連用語:レジュメ

・関連記事:初回商談を成功させるためにするべき10のこと

●アプローチ

ターゲットに対して接触し、営業活動をおこなうこと。

●アポイント

商談の約束のこと。「アポ」とも略されます。電話で商談の約束を取り付けることが目的の「テレアポ」も「テレフォンアポイントメント」の略です。

・関連記事:DaiGoが教えるメンタリズム営業術! おしゃべり好きなクライアントとのアポを乗り切るコツ

●粗利

損益計算書における「売上総利益」のこと。売上高から原価(製造費や仕入れ費など)を引いた金額のことを指します。

●イニシアチブ

日本語で「主導権」のこと。商談の場では営業担当がクライアントに対して主導権を持ち、クライアントの課題を解決することが求められます。

●インサイドセールス

電話やメールなど、非対面でのアプローチをおこなう営業手法のこと。商談に出向くための時間を省けるため、効率的に営業活動ができます。

・関連記事:アメリカでは外回り営業よりも主流に! 注目の営業職種『インサイドセールス』とは

●インセンティブ

日本語で「歩合給」「成果給」のこと。目標などに対して一定以上の成果を上げた人に対して支給される報奨金のことを指します。企業によっては金銭ではなく物資で支給されることもあります。

●インバウンド

顧客からの問い合わせや訪問などから営業活動が始まる営業形態のこと。インバウンドが主流の職種としては賃貸不動産や車のディーラーなどがあります。

近年では「外国人観光客」のことをインバウンドと呼ぶこともあります。

・関連用語:アウトバウンド

●エビデンス

日本語で「証拠」「形跡」のこと。商談の場では自社の商品やサービスの良さについて根拠を持って話すことで顧客からの信頼を得やすいため、エビデンスの有無が重要視されます。

●OJT

「On-The-Job Training」の略で、実践的な職務を通して行う研修のこと。営業においては、上司や先輩社員に商談の場に同行してもらい、フォローやフィードバックをしてもらうことが一般的です。

OJTの対義語としてOff-JTがありますが、これは実際の仕事や業務の現場を離れた研修のことを指します。一般的には座学研修やe-ラーニング・通信教育などがOff-JTにあたります。

「か行」のビジネス用語

●キャパシティー/キャパ

日本語で「要領」「収容能力」のこと。ビジネスの場では自分が抱えられる仕事量のことを指すことが一般的です。

●クライアント

得意先や顧客のこと。

・関連記事:【ZOPA・BATNA】クライアントの“値切り”にどう対処する?若手営業マンが知っておきたい“価格交渉”のフレームワーク

●クレーム

商品やサービスを購入した後に寄せられる苦情や不満のこと。クレームが多い顧客のことを「クレーマー」と呼びます。クレームが起きないように、営業には誤解が生じないような説明や、小まめなフォローなどが求められます。

一般的にクレーマーは悪い意味で使われることが多いですが、クレーム時の対応によっては顧客を増やすきっかけとなることも。またクレームの内容によっては自社商品の改善につながることもあります。

●クロージング

一般的には「顧客と契約を締結すること」を指しますが、営業の場では単にアプローチのことを指す場合や、顧客が契約するかしないかの最終判断をするところまで話を進めることを指す場合もあります。

・関連記事:【営業の極意】「#家で売ろう」発起人に学ぶオンライン商談の進行&クロージングの凄技

●KGI

「Key Goal Indicator」の略で、日本語では「重要目標達成指標」のこと。ビジネスの最終的な目標を定量的に評価するための指標を指し、例えば「売上高○円UP」や「成約数○件」などがあたります。

●KPI

「Key Performance Indicator」の略で、日本語では「重要業績評価指標」のこと。KGIを達成するための定量的な指標を指し、例えば「売上高○円UP」のために必要な「リピーターの数を○倍にする」「○○の注文率を○%UPさせる」などがあたります。

・関連記事:本当に使える、意味のある営業活動KPI 8選

●コミット

「commitment」の略で、日本語では「結果を約束する」のこと。顧客の要望に対して責任を持って達成を約束することを指します。

●コンシューマー

消費者のこと。

●コンバージョン

Webマーケティング用語でそのサイトがどれだけ目標を達成しているかを示す指標のこと。たとえばECサイトの場合、コンバージョンは「サイトからの売上」となります。そのほかサイトから売上をあげるのが難しい業種(建築や不動産業界など)であれば、「サイトからの相談数」や「商談の獲得数」などがコンバージョンとなります。

●コンプライアンス

日本語で「法令遵守」のこと。社内独自で決められている規定なども含めてコンプライアンスと呼ぶこともあります。

「さ行」のビジネス用語

●サマリー

日本語で「要約」「まとめ」のこと。長い文章や大量のデータなどの要点をわかりやすくまとめた書類のことを指します。

●スキーム

日本語で「枠組みを持った計画」のこと。ビジネスの場では「計画・策略・構想などを練る」といった意味で使われることも。同じように「予定を立てる」という意味の「プラン」よりも具体性があり、より踏み込んだ意味を持ちます。

●セグメント

日本語で「分割」「区分」のこと。ビジネスの場では「細分化」という意味で使われることが多く、ものごとを1つひとつの要素に分けて考える時に使用します。

「た行」のビジネス用語

●タスク

日本語で「課せられた仕事」「課題」のこと。ビジネスの場では「やらなければならない仕事」のことを指します。例えば営業職であれば、テレアポや商談、資料作成などがタスクにあたります。

●デフォルト

日本語で「初期設定」「標準、定番」のこと。

「な行」のビジネス用語

●ニーズ

日本語で「要求」「需要」のこと。ビジネスの場では「顧客の要望」のことを指すのが一般的です。営業職においては、顧客のニーズをくみ取り、課題解決につながる提案をすることが求められます。

「は行」のビジネス用語

●バッファ

日本語で「緩衝器」「緩衝物」のこと。転じてビジネスの場ではコストや在庫管理、時間などにおける「余裕」「ゆとり」のことを指すのが一般的です。

●ヒアリング

情報収集および状況把握のために相手の話を聞くこと。営業の場では主に顧客を相手に課題や要望を引き出すことを指します。

・関連記事:“ロジカルなヒアリング”の秘訣は【問題解決4つのステップ】にあり!営業マンが覚えておくべきフレームワーク

●PDCAサイクル

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取った略称で、生産管理や品質管理などを効率的に行うためのサイクルを指します。ビジネスの場でもこの4つのフェーズを継続的に繰り返すことで営業プロセスの改善につなげることができます。

・関連記事:ノウハウ本の著者が教える、知識を成績に結びつけるための3つの秘訣

●BtoB

「Business to Business」の略で、企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルのことを指します。

●BtoC

「Business to Consumer」の略で、企業が個人(一般消費者)に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルのことを指します。

●フィードバック

相手の行動に対して軌道修正を促すために、改善点や評価をすること。上司や先輩社員から部下、後輩に向けて行われることが一般的です。

●フィックス

日本語で「確定」「固定」すること。ビジネスの場では「最終決定」という意味で使われるのが一般的です。

●プライオリティ

日本語で「優先順位」「優先権」のこと。膨大なタスクに優先順位をつけることは、仕事の効率化にとって欠かせないスキルの1つです。

●ブラッシュアップ

日本語で「上を目指す」「磨きをかけてよくする」こと。ビジネスの場では、上司や先輩社員からフィードバックを受けた後は、仕事の進め方や資料の内容をブラッシュアップすることを求められるのが一般的です。

●プレゼン/プレゼンテーション

日本語で「表現」「提示」「紹介」のこと。ビジネスの場では自社のサービスや商品について図や表・文章などを用いて説明することを指します。少人数に対して行う商談よりも大人数を相手に行うことを指す場合が多く、場合によっては成約をかけて他社と競い合うこともあります。

・関連記事:「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。を要約!【10分で読めるビジネス書】

●ペルソナ

マーケティング用語で、施策立案のために設定した「ユーザーモデル」のこと。ユーザーモデルの年齢や性別、職業、価値観、生い立ち、ライフスタイルなどを細かく想像することで具体的な施策立案につながります。似たような意味の言葉に「ターゲット」がありますが、ペルソナのほうがより細かくリアルな設定が求められます。

●報連相

「報告・連絡・相談」の略のこと。ビジネスの場ではチームで動くことがほとんどなので、メンバーがチームの状況を把握するうえで報連相、つまり小まめなコミュニケーションは必要不可欠です。

「ま行」のビジネス用語

●MTG

「Meating(ミーティング)」の略のことで、日本語では「会議」「打ち合わせ」を指します。

「ら行」のビジネス用語

●ランニングコスト

サービス購入後にシステムを運用・維持するために定期的にかかる費用のこと。たとえば電化製品を購入した際の電気代などがあたります。逆にサービス購入時にかかる費用のことを「イニシャルコスト」と呼びます。

●リスクヘッジ

日本語で「危険回避」のこと。将来的に発生する可能性があるリスクに対して対策や手段を練ることを指します。

●リスケ

「reschedule(リスケジュール)」の略で、日本語で「スケジュールを組み直すこと」を指します。

●リソース

日本語で「資源」のこと。ビジネスの場ではヒト・カネ・モノ・時間のことを指すことが一般的です。

●リマインド

日本語で「思い出させる」「思い起こさせる」こと。ビジネスの場では、相手に締め切りが迫っている事象に対応してもらったり、商談・会議のスケジュール漏れなどを防いだりするために相手にお知らせすることを指します。

●レジュメ

日本語で「要約」「概略」のこと。ビジネスの場では会議などで話した内容のうち重要な部分のみを要約した資料のことを指すのが一般的です。

・関連用語:アジェンダ

●ロープレ/ロールプレイング

実際の場面を想定し、参加者が登場人物の役割を演じる研修のこと。主に接客業や営業職において導入されています。実際のやりとりや発生しうる課題などを学べるほか、演じる人物を入れ替えて行うことで顧客心理の理解にもつながります。

まとめ

新人営業マンが知っておきたいビジネス用語の解説をしました。ビジネス用語は英語由来のものや略称が使われることが多いため、改めて意味を知った単語もあったのではないでしょうか? 用語をしっかり理解することで上司や顧客との円滑なコミュニケーションにもつながります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/赤池沙希


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