これまで紹介した制度以外にも、シスコには社員が存分に力を発揮するための仕組みが無数に存在する。
以下のトピックで取り上げたファシリティはそのうちの一例だが、シスコがこうした設備・制度を整備するのはすべて、社員が本当に成長できることを願えばこそだ。
ほかにも、必要に応じて活用できる在宅勤務制度や、ベビーシッター利用補助(仕事のために子供をベビーシッターに預ける際の費用を会社が半額負担)など、社員が安心して伸び伸びと働ける環境への配慮が多くなされている。真のプロフェッショナルとして技術の研鑽を積みたいなら誰もが憧れる職場といえるのではないだろうか。
しかし実際に働くエンジニアの面々を見ると、これだけ恵まれたファシリティに囲まれつつも、それに甘んじることなく良い意味でハングリー精神を失っていないことが伺える。ファシリティはあくまで、自身の成長意欲あってこそ活きてくるといえそうだ。