ネットワークエンジニア業界の最大手・シスコシステムズ社が認定する「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、ネットワーク機器市場において世界最大のシェアを誇るCisco Systems(シスコシステムズ)社が認定するベンダー資格(IT関連製品を製造・販売するベンダー(企業・メーカー)が、自社で開発した製品についてそのユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証する資格)のひとつです。

CCNA

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、ネットワーク機器市場において世界最大のシェアを誇るCisco Systems(シスコシステムズ)社が認定するベンダー資格(IT関連製品を製造・販売するベンダー(企業・メーカー)が、自社で開発した製品についてそのユーザーが適切な操作技術や管理技術を満たしていることを認証する資格)のひとつです。

シスコ社のネットワーク技術者認定は5つの認定レベルと8つの分野に分かれています。
認定レベルは、

エントリー
 ↓
アソシエイト
 ↓
プロフェショナル
 ↓
エキスパート
 ↓
アーキテクト

上記の順に専門性が高くなります。中でも、CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)認定試験はコンピュータ業界における最難関試験のひとつとして知られています。このCCNAは、その中でも登竜門的なもので、認定されると「Routing & Switching」「Service Provider」「Storage」の3つの分野のアソシエイト認定を受けられます。

CCNAの下位にCCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)というエントリー資格もありますが、初めてこの認定試験にチャレンジする人は、まずCCNAの取得を目指すのが一般的なようです。

ただし、資格の有効期間は3年間で、その期間中に上位資格を取得するか、CCNAの再受験をしないと、資格が失効してしまいます。

「ネットワークの基礎知識」「機器の基本操作ができる」ことを証明する

CCNAの試験では、ネットワークの中でも、特に基礎的なネットワーク技術であるTCP/IPとRouting & Switchingの基礎知識が出題されます。また、設定、運用、トラブルシューティングなど、シスコ社の製品の操作方法も問われます。

そのため、同社の製品を使う・使わないにかかわらず「ネットワークの基礎を理解している」「基礎的な操作ができる」ことを証明する資格といえます。

受験のための資格は特になく、シスコ社と契約している会場で試験予約をすれば、誰でも受験することができます。試験はPC上で行われ、結果はその日のうちに確認できます。基本的にいつでも受験が可能です。

業界最大手が認定する試験だから、他の資格よりも就職や転職に有利

CCNAは、業界最大手のシスコ社が認定する資格なので、他のベンダー資格に比べて、就職や転職に有利であるといわれています。

もちろん、実務経験があればそれに越したことはありませんが、ネットワークエンジニアとしての経験がなくても、CCNAを取得していれば、ネットワークの基礎技術を理解していることを証明できます。

そのため、ネットワークエンジニアの募集案件の中で未経験者でも応募可の場合、CCNAを取得していれば就職・転職に有利になると考えられます。

ぜひ、エンジニア経験がある方も、これからエンジニアになりたい方も、CCNAにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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