採用面接に遅刻!どう挽回する?【動画で学ぶ転職テク】
電車の遅延や急な体調の不良など、思わぬトラブルは誰にでも降りかかります。しかし、原因がどうであれ、面接に向かう転職者にとって遅刻は致命傷になりかねません。それではどうしても遅れてしまいそうな時、どのような行動を取ればいいのでしょうか。どう行動すればいいのかを知っていれば、万が一面接に遅れそうになっても落ち着いて行動できるんです。本記事では、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、遅刻のトラブルへの対処法をレクチャー! 遅刻によるマイナスイメージを最小限に抑えるための行動をこっそり教えてくれます。
面接に遅刻しそう……さらに印象を悪くするBADケースにご注意!
仕事をしながらの転職活動はスケジュールを組むのも大変ですよね。あってはならないことですが、どうしても面接に間に合わない! なんてトラブルがあるかもしれません。
そんな時、慌ててしまうとさらに企業からの印象をダウンさせかねません。まずはよく聞くNG行動をご紹介しましょう。
【Case.1】「時間の3分前に慌てて電話してくる」
遅刻を免れるべく、電車の乗り換え案内などを駆使してどうにか定時に間に合わないか試行錯誤する人が多いようです。しかし、そうこうしているうちに、手遅れと気付いた頃には面接開始時刻の3分前……ということにもなりかねません。
【Case.2】「遅刻したことに動揺して面接中もおどおどしっぱなし」
遅刻をしてしまって動揺してしまう気持ちもわかりますが、だからといって面接中に下手に出過ぎたり、おどおどしてしまっては負の連鎖を招いてしまいます。
大体の人は不測の事態に陥った時、上記のような行動を取ってしまいます。しかし、それではせっかくのチャンスを棒に振ってしまうようなもの。それでは、最悪の事態を防ぐためには、どのような行動を取るべきなのでしょうか?
遅刻を面接の合否に響かせないためのテクニック
そもそも早めに着くように行動することがデキる男の大前提ではありますが、万が一遅れそうな時は少しでも早めに連絡が必須です。
その目安としては、約束の面接時間より一時間前には連絡をすることです。企業側も忙しい時間を縫って面接時間を割いてくれているわけですから、少しでも早めの連絡をして、相手の業務に支障をきたさないようにするのがデキる男のマナーです。
そして入室時には遅れてしまったことをしっかりと謝ること。いくら電話で謝罪したからといって、無罪放免になるわけではありません。まずは誠心誠意、面と向かって謝罪の意を示すことが大切です。
また、それでも面接時間を割いてもらった以上、お互いに有意義な時間にするためにも、面接中は頭を切り替えて面接中は堂々と話すことが大切。せっかくの面接のチャンスですから、自身のアピールすべきことをしっかりと伝えられるように意識しましょう。
少しでも挽回したいなら最後まで行動で示す!
大事なのは最後まで誠意をきちんと示すことです。面接部屋からの退出時や、面接後にエレベーターホールまで見送られる際の待ち時間で遅刻を改めて謝罪することで、面接官からの信頼は少しだけ回復できるかもしれません。
何度も言いますが、面接には遅刻をしないことがベスト。しかし万が一止む終えない理由で遅刻してしまった際には、落ち着いた行動を取ることで、そのダメージを最小限に抑えることができます。
-
【監修】
株式会社キャリアデザインセンター type転職エージェント キャリアアドバイザー
斉藤由梨一橋大学卒。求人媒体の営業職から「type転職エージェント」キャリアアドバイザーへ転身。コンサルタント・PM・SI・ベンダーと幅広い領域でのIT業界従事者の転職サポートを行い、現在は役職経験者の方や組織のリーダークラスを中心に多くの転職者を中心に転職を支援している。
この記事の内容は、動画で詳しく見ることができます
※このコンテンツは、2017年にtypeメンバーズパークに掲載された動画を新たに記事化したものです。
この記事が気に入ったら いいね!しよう typeの最新情報をお届けします |