■転職者データ
高少平太氏
業 界:IT業界
職 種:営業
年 齢:28歳
転職動機:今まで培ってきた顧客との信頼関係とハード機器やソフト製品などIT業界で求められる知識を活かして、コンサルタントとして顧客の経営拡大に貢献していきたい
まだある!職務経歴書にひと工夫
1.職能別で書く
2.デコレイトする
3.あえて失敗談を書く
スキルを強調するのであれば、職能別で書くことをお勧めする。さらに目を引くためには、職務経歴書に、直に線を引いたり色をつけるのも手だ。
また、インパクトを与えるために失敗談を書いてみるのもいい。学んだことや対応の仕方もセットで書こう。
POINT キーワード入りの自己PRはウケがいい
「交渉上手な書類」とは、自分の主張を押し通すのではなく、まずは人事を引きつけるための方法を試行錯誤しているものだ。
例えば、「この人に会ってみたい」と思わせるために、企業理念などからキーワードを拾って職務経歴書に盛り込む。そうすることで、企業と同じ方向を向いていると印象づける効果がある。
さらに、職務経歴書は面接をする際の交渉資料となる。こちらのペースに巻き込むためにも、自己PRに「起・承・転・結」を作ってみよう。「起」では、転職の動機を、「承」では前職の実績を具体的なコンテンツとして、「転」は志望企業で何をしていきたいか、そして「結」では、どんな風にキャリアを積みたいか。この四つの流れを簡潔にまとめることが重要だ。
また交渉上手はネガティブな理由をポジティブに伝えることに長けている。たくさん転職している場合、時系列で書いてしまえば「ジョブホッパー」と捉えられる可能性があるが、一番注目して欲しいキャリアを抜き出して、一番上でアピールすれば逆に人事の心を掴めるのだ。