人見知りだから打ち合わせが苦手|typeオリジナルマンガ
アーノルズはせがわの連載第8回。商談で極度の人見知りを発症したビジネスマン。人見知りはすべてを無にする免罪符となりえるのか!?
ビジネスパーソンに聞いた「お仕事あるある」アンケートをもとにした、typeオリジナルのWebマンガです。
更新日:2018.02.27
エレベーターの中。
一人の社員がため息をついています。
「今日の打ち合わせも緊張したなあ?」
そこに同僚が乗ってきました。
同僚「お!来客終わりですか?わかります?」
男性「人見知りで全然話せないんだよ?」
同僚「ですよね?最初何話していいかわかんないですよねいつもどうしてます?」
男性「いやそれは…まず名刺交換して
帰る」
同僚「帰ってんの!?ええ??!嘘でしょ?!帰ってんの?!」
男性「人見知りだから帰ってる」
同僚「いやいやいくら人見知りでもそこは対応しなきゃだめでしょ!
てかだからあなたの取引先だけいつも連絡途絶えてたのか?!」
男性「人見知りだからね」
同僚「人見知りそんな何でも許される存在じゃないからね?!
そこは仕事の話すれば良いでしょ!
てか今日も逃げ出してきたってこと?!
先方どうしてんの?!」
男性「きっと6Fの暖房が効いた会議室で僕の帰りを待ってるんじゃないかなあ」
同僚「なおさら戻れよ!!」
男性「おいおい…もう2時間たってるんだぜ??ムチャ言うなよ?」
同僚「会社の敵だよあんた!!」
エレベーターが止まって同僚は降りていきます。
残された男性はまだ何か言いたそうです。
同僚「もういい!俺が行って謝ってくる!居るか分からんけど!!辞表書いて待っとけ!!」
男性「ちょっと待ってくれ!でも俺だってこうなりたくてなったわけじゃない
俺のこの目は人と関わりたくなくてこんな風になってしまった
人が怖いんだよ……
あれは小学生の頃…
いや、中学生の頃だったかな?
友達の安田が俺の股間をさ…
あっこの話じゃねえ」
ウィーン チン
閉まるドアを誰も開けようとはしなかった。
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