需要が減少中?データベースエンジニアの近年の動向や仕事内容を解説!

データベースエンジニアの需要が近年減少してきていると言います。本当に、データベースエンジニアのニーズは減少しているのでしょうか。今回はデータベースエンジニアの業界動向やお仕事内容、年収などについてご紹介します。

需要が減少中?データベースエンジニアの近年の動向や仕事内容を解説!

データベースエンジニアとは?データベースエンジニアの仕事内容

データベース(DB)とは、膨大な量のデータを簡単に検索・抽出できるように格納したものになります。必要に応じ、SQLという特殊な言語を使って欲しい情報だけをデータベースから取り出したり、並べ替えたりして活用します。データベースエンジニアとは、データベース(DB)を制御することが仕事内容です。データベースエンジニアの仕事内容は大きく3つに大別できます。
(1) DB2、PostgreSQLなどのDB製品を扱い、最適なDBを設計するソフトウェア系エンジニア
(2) データベースシステムをインストールするストレージ・サーバなどの最適化を図るハードウェア系のエンジニア
(3) 構築されたDBの運用方法を設計したり、データのバックアップなどを行う運用系のエンジニア

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データベースエンジニアの需要は減少中?近年の採用動向を知ろう

現在、データベースエンジニアという立場で採用を行っている企業は減少しつつあります。しかし近年では、インフラエンジニアやアプリケーション開発エンジニアの業務に、DBを扱うことがあるケースが増えているのです。したがって、インフラやアプリをメインで扱いつつも、DBに強みを持っていれば、市場価値が高くなり、転職のチャンスは広がるでしょう。情報社会に於いて、DBは不可欠な存在であり、将来性のある職種となっています。

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データベースエンジニアの平均年収

データベースエンジニアの年収は国民の平均年収より高くプログラマと比較すると1割程度割高となっています。
インフラエンジニアとして採用された場合には、更に1割程度高いです。データベースエンジニアの平均年収は、20代で約340万円?390万円、30代で約500万円?万円、40代で550万円?万円程度となります。経験やスキルによって変わってくる職種です。

データベースエンジニアへ転職時に有利になるスキル・経験、資格

OracleMaster、MCP(マイクロソフト認定資格)のほか、テクニカルエンジニアの国家資格を持っていると転職時に評価が高くなります。基礎スキルを身に付けたあとは、そのスキルを軸に業務の幅を広げたり、1つのスキルを磨くことが、DBエンジニアとしてのキャリアには必要です。また、幅広い知識を身につけたいと考えている方には「情報処理技術者試験」もオススメです。

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データベースの資格『データベーススペシャリスト』とは

データベーススペシャリスト』とは情報処理推進機構(IPA)が認定しているIT業界の資格の一つで、データベースエンジニアを目指すなら是非取得しておきたいものです。試験は午前と午後に分かれており、午前の試験は応用情報技術者試験等の高度資格保持者であれば免除されます。午前中の試験は過去問からの出題が多いのでよく学んでおくことがポイントです。午後の試験は過去問に加え、SQLに関する問題も必ず出るので、文法はしっかり押さえておいてください。受験者数はおおよそ4万人前後で合格率は約7%となり、狭き門です。合格するためには、データベーススペシャリストの教科書を学んでおくと良いでしょう。

データベースエンジニアの履歴書・職務経歴書作成のポイント

履歴書には、DBの経験について明記する必要があります。具体的には論理設計や物理設計などをやっていたのか、DBのチューニング作業を行っていたのか、DBのバックアップなどの運用作業を行っていたのかです。また、扱えるDBの種類(DB2、PostgreSQLなど)も明記するようにしましょう。資格があればそれらも必ず記載してください。書き方のサンプルは以下ページを参考にしてください。

データベースエンジニアの今後のキャリアパス・キャリアプラン

データベースエンジニアからエンジニアとしてのキャリアパスを歩むのであれば、プロジェクトマネージャーになることです。そのためにはインフラ全般やチューニング知識のほか、顧客のニーズを的確に捉えるコミュニケーション能力が不可欠となってきます。また、セキュリティーコンサルタントや、データの活用に軸足を置いたデータアナリストへのキャリアパスも挙げられます。

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