キャリア Vol.870

20代5人の仕事論から学ぶ「常識よりも、自分が信じた道を進む」ことの大切さ

毎日いろいろな情報が錯綜している昨今。“自粛疲れ”も相まって気分が落ち込み、何を選択するのが正しいのが迷うことも多いと思います。

そこで今回は、20’s typeで過去に掲載した記事の中から、「我が道を行く20代の仕事論」をお届け。

世間の常識に引っ張られずに、自分が信じた道を進むことの大切さを学んでみましょう。

引きこもりから脱したラッパー・GOMESS、26歳

GOMESS

少年時代は「この世界には理想も希望もないんだという思考に陥っていた」と語るGOMESSさん。ラッパーを目指す過程で、「自分なりに正しく生きていく」上で必要なことに気付いたのだと話します。

「こういう話をすると『私は好きな分野も得意なこともないし、何やってもダメなんだよな』と思う人もいると思います。でも、『自分には何もない』と思い込んでしまうのはもったいないことで。僕のラップもそうですが、やってみないと分からないんですよね」

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「何の文章力も才能もなかった」のにOLからブロガーに転身した28歳

現在、月間70万PVを誇る人気ブログ『まじまじぱーてぃー』を運営するブロガーのあんちゃさんは、新卒でIT企業の会社員として働いていました。「もともと何の文章力も才能もなかった」と言い切る彼女がなぜ、ブロガーの道を選んだのでしょうか?

GOMESS

「会社員になったはいいけれど、ずっと違和感を抱いていました。そんな時、社内で唯一仲が良かった先輩から『そうやって、ずっと流されて生きていくの?』と、胸に突き刺さるひと言を投げかけられました。その言葉にはっとした私は一念発起。『私も胸を張って人生をまっとうしたい』と思ったんです」

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28歳で世界初のクラフトコーラメーカーを創業した男

28歳の時に大手広告代理店を辞め、世界初のクラフトコーラメーカー『伊良コーラ』を創業したコーラ小林さん。彼は“小難しいロジック”よりも「やると決める」ことを大切にしているのだとか。

GOMESS

「何が正解かなんて分かりませんし、明日何が起こるかなんて誰も分からない。いくら勉強しても考え続けても結論が出ないこともたくさんあります。だから僕は自分で『これをやるんだ』と決めて、まずはやり抜くことが大事なんじゃないかなって思っているんです」

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ストリッパーの世界に飛び込んだ元外資系コンサルの26歳

大学卒業後、25歳までは外資系コンサルティングファームでITコンサルタントとして働いていた宇佐美なつさん。なんと彼女は、東京都内を中心に活躍中の現役ストリッパーです。一般的にエリートと言われる生き方を捨ててまで、ストリッパーになりたかった理由を聞くと、宇佐美さん流の「仕事選びの本質」が見えてきました。

GOMESS

「前職の時もそうでしたが、もし明日の私を予想できるようになったら、この仕事を辞めてまた別の刺激的な毎日を求めるかもしれません。でも、今は今が楽しくて仕方がないので、そう思えるうちは、見た人に何か強いインスピレーションを与えられるような踊り子でいたいですね」

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大手企業勤務からパラレルワーカーになった29歳

最後に紹介するのは、もともと新卒で大手広告代理店に務めていた森本萌乃さん。「いつか‟何か”をやりたい」と考えていた彼女は、現在週4日は契約社員として働き、週1日は自分の事業に集中するパラレルワーカーです。そんな彼女は仕事を進める上で「あえて余白をつくる」ことを大切にしているのだとか。

GOMESS

「よく、起業したいとか何かやりたいっていうと『人脈作った方がいいよ』と言われるんですけど、私はそれは重要ではないと思う。むしろ、不安な時ほど人に会わない方がいい。自分の軸がぶれたり、その人たちと自分のギャップに打ちのめされて落ち込むだけだから。

『あえて孤独になる』『あえて水曜日を一日あける』『あえて自分の時間をつくる』。そんな風に、なんてことなさそうな余白を生活の中につくってみることで、いろんなことを改めて意識でき、自分の勇気とか自信に繋がっていくんだと思います」

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