20代5人の仕事論から学ぶ「新しいことに挑戦する」ときの心構え
今回のコロナショックをきっかけに、改めて自分のキャリアや人生を見つめ直し、「何か新しいことに挑戦してみたい」と考えた人は多いのでは?
そこで今回は、20’s typeで過去に掲載した記事の中から、チャレンジをテーマにした記事をお届け。
今までの自分を変えたいとは思うけど、なかなか勇気が出ないとき。どうすれば新しい一歩を踏み出すことができるのか、彼らの仕事論から学んでみよう。
「湧き出る“情熱”を見逃さないで」振付師・Akaneさん
まず始めに紹介するのは、バブリーダンス生みの親、振付師のAkaneさん。
彼女が「簡単に『失敗してもいいから行動しようよ』とは言えないです」と話す理由とは?
「行動を起こするにはそれなりの熱量が必要で。その難しさが分かったからこそ、今は簡単に『行動したらいいやん』とは言えないです」
「ただ、そんなふうに人生を変えるだけの熱量は、長い一生の中でそう何度も湧いてくるものじゃない。そういう情熱を持てる瞬間は、本当に奇跡みたいなものなんですよ。だから、そのタイミングは見逃さない方がいいし、自分の熱に対して正直であることが大事なんだと思います」
夢だった「アフリカ移住」を叶えた“ぴきちん”さん
2人目は、開発途上国のアフリカ・ルワンダで、海外駐在員として働く日本人女性のぴきちんさん。初めてだらけの環境で一歩を踏み出したぴきちんさんは、どのようにして海外移住という大きな夢を叶えたのか?
「人生には、やらないで後悔することはあっても、やってみて後悔することってあんまりない。それに、年齢を重ねるほどいろいろな制限が出てきてしまうと思うので、挑戦するなら若い20代のうちにした方がいいってことです」
「行動する前の準備が大事」派遣介護士×副業ブロガー
3人目は、正社員の介護士から、「派遣介護士×副業」という働き方を選択し、月収15万円から月収100万円へと大幅な収入アップを果たした深井竜次さん。
正社員の肩書きを捨てることで、不安定になるのでは?と考える人は少なくない。なぜ彼は「派遣介護士×副業」という選択ができたのか?
「一歩を踏み出すのって、『勇気を持てば踏み出せる』みたいな精神論ではなく、行動する前の段階で『これなら勝てる』と思えるまで計画を詰めることが大事なんだと思います。勝てる確信がないと、単なる無謀な行動になりかねないですから」
元アイドルのエンジニア・“かなきゃん”さん「人生楽しんだもん勝ち」
4人目は、元々アイドルと携帯電話の販売員として活躍していたというエンジニアのかなきゃんさん。
なぜかなきゃんさんは、子どもの頃からの夢だったアイドルを卒業し、全国No.1だったという販売員の仕事を辞め、全く畑違いのエンジニア領域に一歩を踏み出すことができたのだろう?
「失敗しても挫折してもいいから挑戦して、『おもしろい人生』を歩んでいたら、支持してくれる人や興味を持ってくれる人はたくさんいる。逆に、挑戦しないで無難な人生を歩んでる方が怖いって思っちゃいます」
就職して半年、日本初のサービスで起業した25歳
最後に紹介するのは、日本初上陸となる「物が壊せるサービス」の『REEAST ROOM』をい立ち上げた河東誠さん。彼は一般企業に就職して半年で、起業家という新たな夢に踏み出した。ビジネス経験もまだ少ない中、河東さんはなぜ大きな挑戦に踏み出せたのか?
「そもそも日本でまだ誰もやったことのないビジネスですし、僕自身も経験が少ないわけですから、自分が立てる仮説の精度なんてたかが知れているんです。だからあらかじめプランA、B、Cくらいまでつくっておいて、うまくいかなければすぐ別のプランに切り替えるというように、立てた仮説を検証して素早く修正するように進めてきました」
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