街ぐるみで行われる大規模な合コンを街コンと言います。参加者は少なくても100人以上で、いくつかのグループに分かれ開催地域における複数の飲食店で行われるものです。最近ではスポーツ観戦や旅行の街コンも登場しています。
本気で恋人を作ることを目的としている
インターネット調査会社のマクロミルが『街コンに関する調査』を実施。統計によると、20~30代の街コンの認知率は7割と比較的高水準にあることに比べ、実際に街コンに参加したことのある人はわずか5%。また、その平均参加回数は1回というものでした。
街コンの参加者の目的を見ると、上位から『恋人づくり』『異性の友達を作る』『友人に誘われた』。特に『恋人づくり』は65%という高い水準にあり、街コンの参加者の多くは本気で恋愛をするために街コンに参加している事が分かります。(参考資料:マクロミル 街コンに関する調査)
異性と上手に話すための事前準備
街コンに参加している人の6割以上が恋人作りを目的としています。そのため、普通の出会いに比べると、相手のことを「恋人としてふさわしい存在かどうか」という視点で接しています。だからこそ、積極的にアプローチしていくことが重要。人材育成とコミュニケーション教育の専門家の植田愛美氏は、街コンでどのように盛り上げるかを述べていますが、共通項を見つけて話題を提供することは非常に有効です。(参考資料:日刊SPA! 街コン運営関係者が語る、勝利の秘訣とは?)
人間は他人と親密になろうとするとき、自然と共通項を探そうとする心理が働く生き物です。共通項が見つかることで安心してコミュニケーションを図ることが出来ます。例えば、趣味でなくても、出身地や好きな食べ物、最近観た映画やドラマでもかまいません。複数の話題を用意しておくと最初の会話がスムーズに進められます。
スポーツ観戦のように趣味系の街コンも登場していますから、特定ジャンルに絞ったイベントに参加すれば、共通の話題が多い異性を見つけることも容易です。
店選びをマスターする
街コンの多くは1軒目が決められていますが、2軒目以降は自由に店を選んで良いということになっています。街コンに参加した方の多くの意見は「店に入れず難民状態になって悲惨だった」「穴場を知っているとポイントが高い」「二次会で埋まらない店を選ぶには遊び慣れていない街だと難しい」というもの。
街コンへ参加する前には十分に下見をして、狙っていたお店が埋まっていたときの事も考えて、異性に好まれるようなお店の情報を何軒も仕入れておくと喜ばれそうです。