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書き方が分かる!人事に刺さる! “魅力が伝わる志望動機”を書くためにクリアすべき5つのギモン

「失敗経験があるから、企業に応募するのが怖い……」「志望動機の正解がわからない」――そんな人、少なくないのではないでしょうか。よい志望動機をつくるには、採用側の目的を理解することと、書くために必要な情報を集める力が不可欠です。下記の5つのギモンを解決すれば、もう大丈夫。受かる志望動機を書けるようになりましょう!

志望動機
目次

ギモン1 「志望動機」とは、何のためにあるの?

志望動機とは、応募者から企業への“ラブレター”のようなものです。相手のどんなところが好きなのか、自分をパートナーにしたらどんなメリットがあるか、伝えるもの。その内容を読んで、採用担当者は「この人はうちを本当に好きでいてくれている」「この人と働いたら、明るい未来が待っていそうだ」などと判断します。
どれだけ華々しい経歴の持ち主でも、求める価値観が合わなければ、双方が幸せになるのは難しいでしょう。使い回しの内容では本気度が伝わらないことも、ラブレターだと思えばイメージしやすいのではないでしょうか。

採用担当者の目的は、入社後に長く活躍してくれる人材を探すこと。そのために、志望動機を読んで下記の2点を確認しようと思っています。

・求める人物像と応募者がマッチしていること
・応募者に、心からの熱意があること

採用側の意図を理解しておくだけでも、書き方がぐっと変わってくるでしょう。

ギモン2 志望動機では、何を伝えればいいの?

では、具体的にはどんなことを書けばいいのでしょうか。採用担当者が知りたい“ツボ”を押さえるための3ステップを解説します。

【1】なぜその企業なのか?

応募している企業ならではの強みを挙げて、自分の興味関心やキャリアビジョンと合致していることを伝えましょう。まずここを押さえていなければ、なかなか面接には進めません。
「安定している老舗企業だから」「保険の営業がやりたくて」などの漠然とした理由を書いても、べつの老舗やべつの保険会社でもいいのでは? と思われてしまいます。
数ある同業他社のなかで、その企業のどんなサービスや姿勢に惹かれたのか? そして「惹かれたポイント」が、自分のやりたいこととどんなふうにつながっているのかを、わかりやすく書く必要があります。

【2】なぜその仕事がしたいのか?

企業が取り組んでいる事業や、その職種の現状・将来性などを踏まえて、どんなところに興味を持ったのかを伝えます。とくに未経験の業界や職種の場合、これまでのキャリアとつながりがないため、ここをきちんと説明できなければいけません。自分の具体的なエピソードを盛り込んで、事業や職種の魅力と、これからの展望を語りましょう。

【3】その企業で、自分に何ができるのか?

どれだけ企業や仕事に魅力を感じている応募者でも、自社のプラスにならない人材では採用されません。事業や募集している職種に対して、自分がどのように貢献できるのかをしっかりと伝えましょう。入社後に活躍する姿がイメージできるように、これまでの実績やスキルを踏まえて、具体的に書くのがポイントです。

【4】企業が求める人材に、自分のどこがマッチしているか?

求人情報をしっかりと読み込んで、諸条件をクリアしていることや、求められているスキル・意欲を持っていることをアピールします。仕事面だけでなく、企業の風土やカルチャーについても理解し、共感する部分を伝えておきたいところです。公式情報をチェックするほか、代表が出版している書籍や実際に働いている人のSNSがあれば、見ておいて損はありません。企業の理念や社風も理解したうえで、自分とマッチしていることを伝えてみましょう。

ギモン3 具体的に、どう書けばいいの?

志望動機が何のためにあるのか、何を伝えればいいかが理解できたら、次は書き方をブラッシュアップしましょう。項目別のポイントと例文をまとめました。

【1】なぜその企業なのか

同業他社との違いが明らかになっていない文章では、熱意が伝わりません。その企業のファンであるあまり、社風や理念の話に終始しているのもNG。企業の魅力と仕事内容、自分のアピールポイントをつなげて書くイメージを持ちましょう。

BAD 田中社長のアグレッシブな姿勢に憧れ、ぜひ貴社で働きたいと思いました。時代を先導していく通信業界にも、さらなる発展性を感じています。
GOOD 時代を先導する通信業界のなかで、□□や★★などの新規事業に取り組まれたり、アフリカなどでの業務拡大を進めている貴社に興味を持ちました。田中社長が著書「・・」で語られていた「~~」という一節にも大変共感し、自分の~~な姿勢と××の経験が活かせると感じました。

【2】目指すキャリアビジョン

単にやりたいことを語るだけでは、自己中心的に見えてしまいます。「自分のやりたい仕事が、その企業でなら叶えられる(こんな貢献もできる)」ことを伝えてください。

BAD 貴社の業務を通じて□□のスキルを身につけたいです。また、○○といった職種にも興味があり、積極的にチャレンジしたいと思っています。
GOOD 働きながら□□のスキルを身につけ、貴社がこの春から全国展開している××事業で、・・の役割を果たしたいです。

未経験の場合は、意欲だけでなく本気度もアピールしましょう。関連資格を取得するための勉強や、同業他社のサービスを比較した感想などをまとめるのも効果的です。

BAD まったくの未経験ですが、熱意だけは誰にも負けません。昔から人と接することが好きなので、貴社のホテルでぜひ接客にチャレンジしたいです。
GOOD 未経験ですが、5年間さまざまなホテルチェーンを泊まり歩き、素敵なサービスのポイントをまとめています。なかでも★★がすばらしい貴社で働きたいと思いました。ビジネスレベルの英語が話せるので、海外のお客様にも対応できます。

【3】これまでのスキルや実績

スキルや実績はあいまいな表現でなく、具体的な数値やエピソードで記入します。いくつも資格や技術がある場合は、応募先で必要なものを取捨選択しましょう。ただの羅列にならないよう、入社後どう活かすかというところまで書くのを忘れずに。

BAD 新規開拓の営業職として、チームの売上に大きく貢献しました。
GOOD 小売店向けにビールを卸すルート営業をしていましたが、お客様と信頼関係を築けたことで、新規のお取引先をご紹介していただく場面が多くありました。その結果、チームの新規開拓率が大幅に伸び、それまで平均50万円だった売上が80万円にアップしました。

BAD 前職では秘書業務のほか、簡単な経理も担当していました。
GOOD 前職では秘書採用でしたが、サポートしていた経理の仕事が面白く、日商簿記検定3級と電子会計実務検定を勉強しました。今後、新しい会計ソフトの導入や会計情報の分析といった場面でも、貴社に貢献できると思います。

【4】転職しようと思った理由

実際の理由がなんであれ、前の職場や仕事を悪く言うのはNG。前向きに書きましょう。

BAD 前職は体質の古い企業で、新しい企画を考えても新人のうちは通りにくかったため、貴社のようなベンチャーを志望しました。
GOOD ベンチャーの貴社であれば、企画力・実行力を活かして働けると感じました。前職でも、新人のうちから積極的に□□や××といった企画を提案して、内容のブラッシュアップに努めていました。

ギモン4 書くための情報は、どう集めればいいの?

どんな志望動機を書けばいいのか、かなり具体的に見えてきたのではないでしょうか。そこで、刺さる志望動機を書くための“情報収集”についても確認しておきましょう。必要な情報を揃えられているかチェックして、足りない情報を補ってみてください。

<会社について>

  • 行きたい企業の名前は?
  • その企業の魅力は?
  • その企業はどんな業界で、どんなポジションにある?
  • 同業他社にはどんな企業がある?
  • その企業が同業他社と差別化しているポイントや、強みはどこ?

<自分について>

  • その会社に行きたいのはなぜ?
  • その業界に行きたいのはなぜ?
  • その仕事がしたいのはなぜ?
  • 転職を決めたのはなぜ?
  • 時間や場所、勤務形態など、どんな働き方がしたい?

ギモン5 職種別では、どんな文章が刺さるの?

希望する職種別にどんなことを書けばいいのか、例文も用意しています。もちろんそのままのコピペはNGですが、自分が伝えたいことの言い回しやアピールすべきポイントなどを、ぜひ参考にしてみてください。

これで、採用担当者に刺さる志望動機がつくれるようになったはずです。学んだポイントを活かして、受かる書類を書きましょう!

カスタムして使う志望動機の例文|転職ならtype
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