2月14日は『恋人たちの愛の誓いの日』であるバレンタインデー。日本では女性から男性へチョコレートと贈ると共に、愛を告白する日として定着しています。男性諸君は淡い期待を胸に秘め、1日を過ごすのではないでしょうか? でもこれはあくまでも『日本型』のバレンタインデー。アメリカやヨーロッパでは、どんなバレンタインデーを過ごしているのでしょうか?
欧米のバレンタイン事情
欧米では男性、女性関わらず、親しい人にプレゼントを贈ることが一般的です。小学校ではカードや一口チョコレートを贈ったり、大人でも同性にケーキを贈ったりします。決して恋人だけのイベントではなく、親しい友人などに日ごろの感謝を表す日になっているのです。恋愛感情だけではなく、もっと大きな『愛』を、この1日で表現しているのですね。
でもやっぱり主役は恋人同士。夫婦やカップルの場合、男性はこの日を1年で一番ロマンティックな1日にしなくてはいけないのです。プレゼントに花束を用意して、雰囲気のいいレストランでふたりきりでディナーを楽しむ…。想像するだけでロマンティックですね。
日本以外の国では、男性から女性へ何かをするというのがバレンタインデー。そんな流れを日本にも取り入れようと、ある運動が起こっています。
男性から女性へ『花』を贈ろう!
その運動が『フラワーバレンタイン』です。欧米でも行われている花束のプレゼントを日本でも定着させようという試みです。昨年に引き続き『Mr.フラワーバレンタイン』には、サッカーの三浦和良選手が選出され、その運動に一役買っています。
カズと言えば『赤いバラ』に縁があります。初代JリーグMVP受賞時には赤いバラを持って登場したシーンが非常に印象的でした。
また2011年になでしこジャパンが女子ワールドカップで優勝した際には、全選手に赤いバラをプレゼントしました(日刊スポーツ2011年8月5日)。さらに2012年には、アジア人初の女子年間最優秀選手賞を獲得した澤穂希選手に、なんと100本の赤いバラをプレゼントしたのです。
カズのように赤いバラを贈るのは難しいと思いますが、『フラワーバレンタイン』のホームページでは花贈りの指南や、オススメの花などを紹介しています。いきなり花束はハードルが高い、と思ったら鉢植えでも構いません。今年は思い切って女性に花束を贈ってみましょう。もしあなたが草食男子と思われているなら、そのイメージを払拭することうけあいです。