今回はPEA(フェニルエチアミン)という成分についてお話します。古代アステカや中世ヨーロッパでは媚薬として重宝されたチョコレート。実は、バレンタインにチョコレートを渡す(受け取る)ことで、意外な恋愛効果を生み出すことができるそうです。
人は恋をすると、脳からPEAが分泌されます。この成分は、人間が恋をしたり、何かに夢中になっていたりするときに多く分泌されるものだと知られています。NY州立精神医学研究所のヘクター・サベリン博士は、離婚寸前のカップルはPEAレベルが低下しているという研究結果を発表しました。
「3年目の浮気」という歌がありますが、カップルにおけるPEAの分泌は2、3年程度で無くなってしまうと言われています。3年目は脳の構造上だけで言えばカップルが冷めた関係が訪れており、言い換えると浮気をする確率が高くなる時期と言えるのです。(参考資料:恋愛物質「チョコレート」!)
意中の男性にはリキュール入りチョコレートを食べさせよう
チョコレートにはPEAが多く含まれています。かつて、媚薬として重宝されていた理由を科学的に解釈すると、PEAが関係していることは言うまでもありません。
最近はクッキーやその他のお菓子をプレゼントするという女性も増えています。しかし、意中の男性にトキメキを与えたいのであれば、バレンタインにはPEAを含むチョコレートをプレゼントすべきです。また、少量のワインやリキュールといったアルコールも効果的です。したがって、お酒の入ったチョコレートや、チョコレートリキュールをプレゼントしてみましょう。
ここでのポイントは自分のことをイメージしてもらいながら、チョコレートを食べてもらうということになります。古風な手段ですが、手紙を添えると読みながら食べてもらえる確率も高くなるため実践する価値はあります。
男性からバレンタインにアプローチするなら逆チョコ
数年前、逆チョコが話題になりました。お菓子メーカーも、逆チョコを意識したパッケージのチョコレートを発売したことは、記憶に新しい男性もいるでしょう。
逆チョコとは、バレンタインに男性から女性にチョコレートをプレゼントするというものです。プレゼントを用意しているだけでも小まめな男性という印象を与えることができますし、先ほどお伝えしたチョコレートの効果を期待することもできます。当然、ライバルは少ないため、イメージしてもらいながら食べてもらいやすいです。
バレンタインは女性から男性にアプローチするものでした。しかし、最近では男性からアプローチするためのハードルも下がっています。この機会にアプローチしてみてはいかがでしょうか。