社内で出会った女性に一目惚れしてしまった男子。仕事を一緒にしていくうちに、男性に好意を持ってしまった女子。社内には意外と多くの恋愛のきっかけが潜んでいます。事が上手く運んで付き合うことになったときに困るのは、社内恋愛を公表するのか、それとも隠すのかということではないでしょうか?
そんな悩みの多い社内恋愛。社内恋愛をしていた人にその関係を公表していたかという調査を、セキララ★ゼクシィが行っています(セキララ★ゼクシィ 秘密にしたい社内恋愛。バレるきっかけは?)。調査によると「秘密にしていた」が44%、「一部の人にのみ話ていた」が37%。8割以上が交際していることをおおっぴらにはしていませんでした。
しかし付き合っていることを周囲に感づかれないようにするためには「苗字に“さん”付けで呼び、出掛けるのは郊外の一目に付かない場所を選ぶ」「休暇はずらして取るようにした」など、相当な努力が必要なようです。
逆に会社や同僚の住まいの近くでデートしたり、常に休暇を同時に取ったりしていると、すぐにバレてしまうということ。周囲に公表したくない場合は、徹底した対策が必要ですね。
記事の中では社内恋愛について「社内恋愛は一度きりだと思い、相手選びは慎重にしましょう」とアドバイスしています。もしも社内に付き合っていることがバレてしまったあとに別れたら、会社にいづらくなってしまうこともあるということです。また社内に元彼や元彼女がいると「あの人は気が多い人」というように、恋愛のモラルも疑われてしまいます。
そしてもう一つ、相手選びを慎重に進めたい理由もあります。
社内恋愛は結婚に繋がりやすい!
厚生労働省が2010年に行った『出生動向基本調査 夫婦調査』によると、夫妻が出会ったきっかけは「職場や仕事で」が29.3%となっていました(1.夫妻の結婚家庭(2)出会いのきっかけ、結婚のきっかけ)。「友人・兄弟姉妹を通じて」の29.7%に継ぐ僅差の2位が「職場や仕事で」知り合ったことがきっかけで、結婚まで至っています。
社内恋愛は別れてしまうと社内に嫌な雰囲気が流れてしまうことも事実。自分のことだけではなく、周りにも配慮することは社会人としてのマナーです。社内恋愛をするときは「この人と結婚するんだ!」という気持ちで、慎重に相手を選ぶように心がけましょう。