年収が高い女性の職業ランキング、ご覧になったことありますか? 女性ビジネスパーソンも、高い年収を求めている方が多いと思います。「高い年収を狙っての転職」を考えている方もいるでしょう。年収が高い女性の職業ランキングを見てみると、ランクインしているような高年収の職業への転職は、なかなか難しそうです。
株式会社共同通信社が運営するニュースサイト「OVO(オーヴォ)」では、さまざまなデータから年収が高い女性の職業ランキングを作成しました(OVO 2014年11月25日付)。
ランキングによると1位は「弁護士」で約1201万円。2位は「大学教授」で約1017万円。3位は「医師」で約884万円。4位は「大学准教授』で約806万円。5位は「パイロット」で約805万円でした。
単純に「年収が高い」というランキングを見ると、女性だけではなく男性でもなかなかなれない、高資格の職業が並んでいます。そこでOVO編集部では、一般的に女性が多く就いている職業の年収ランキングも作成しています。
果たしてどんな職業がランクインしているのでしょうか?
女性が多い職業も、資格が必要なものが多い!
もっとも年収が高いのは「薬剤師」。約3万6千人が仕事に就いていて、年収は約519万円でした。しかし薬剤師になるには薬学部で勉強をしなくてはなりませんので、そう簡単になれるものではありません。それでも年収約519万円は魅力的です。
続いて「システム・エンジニア」。約4万7千人で年収は約498万円です。システム・エンジニアも勉強は必要ですが、学生時代から専門的に勉強しなくてはいけないというものではありません。500万円に近い年収ですので、興味がある方にはチャレンジしてみる価値はありそうです。
以下「看護師」(約49万2千人・約473万円)、「准看護師」(約15万8千人・約398万円)、「理学療法士・作業療法士」(約5万3千人・約382万円)と、医療系の仕事が続きます。医療系の仕事の場合、やはり学生時代からの勉強が必要かもしれません。
こちらのランキングに入っている職業への転職も、そう簡単にはいかないのが現実です。
今の仕事のスキルを磨いて、年収が高い同職種に転職することで年収アップは可能!
では女性ビジネスパーソンが年収を高くするためには、どうしたらいいでしょうか? それは今の仕事と同種で、より条件がいい会社へ転職することです。 同じ職種であれば、今までの業務内容で習得してきたスキル・技術が求められる仕事内容である可能性が高いため、特別な資格や勉強をしなくとも転職先企業の募集要項に合致している可能性も高いでしょう。 ランキングにあるような年収が高い他職種に転職しなくても、今の職場で転職先企業へアピールできるスキル経験を修得することで、年収アップの近道になるかもしれません。