転職に対する不安や経済面などの理由から、転職したいと思っていてもなかなか実行できない、という方は多いのではないでしょうか? 『転職する際にネックに感じることは何か』を尋ねた意識調査で、前年より割合を伸ばした回答がありました。
キャリアデザインセンターが25~34歳の若手ビジネスパーソンを対象行った意識調査を実施しました。(キャリアデザインレポート2012 転職使用とする際、ネック(障害)に感じることは何ですか)
グラフ:キャリアデザインレポート2012 転職の阻害要因調査
転職先が決まったのに退職できない! 円満退職に向けて今から取り組める事とは?
転職に対する不安や経済面などの理由から、転職したいと思っていてもなかなか実行できない、という方は多いのではないでしょうか? 『転職する際にネックに感じることは何か』を尋ねた意識調査で、前年より割合を伸ばした回答がありました。キャリアデザインセンターが25~34歳の若手ビジネスパーソンを対象行った意識調査を実施しました。
この結果、81%の人がネックと感じるのは『所得の変動が不安』でした。在職中に転職活動を行い、希望の会社から内定をもらうことができれば、給与面の確認などもスムーズにできるでしょう。しかし退職してから転職する場合、一時的に収入が途絶えてしまうケースも考えられます。日々の生活ができなくなってしまうかもしれないという気持ちが、転職を妨げているのです。
今回の調査結果で注目は『現在の勤務先への対応が面倒』という回答です。2011年の調査から6%以上の伸びを見せ、2012年では56.8%の人が転職への障害だと感じているのです。
実際に、在職中に転職活動を行い転職先企業が決まったものの、現在の会社が辞めさせてくれないというトラブルも起こっています。こういったトラブルに巻き込まれず円満に退職したい場合は、周到な準備が必要です。
業務の引継ぎをスムーズにするために
会社が退職を拒む際に、業務の引継ぎができないことを理由にあげる場合があります。この引継ぎをスムーズにするためにも、あなたが日々行っている業務をすべてノートなどに分かりやすく書き写しておきましょう。当然引き継ぎは行いますが、すべてを引き継ぐことはできないかもしれません。そうした場合に次の担当者があなたのノートを見れば、分かるようにしておくのです。
また、退職後に即転職先へ就職したのに、前職場から連絡がくるようなことになると、新しい仕事に全力で取り組むことが難しくなるかもしれません。あなたの記したノートはこういったトラブルも防いでくれます。
また退職を伝える時期も重要です。法律上は2週間前に伝えることで退職ができることになっていますが、あなたの抱える業務の量や引継ぎに掛かる時間なども考慮しなくてはいけません。最低でも1ヶ月前、あなたの業務の量などによっては2~3ヶ月の余裕はもっておきたいところです。
正規雇用として契約している限り、あなたは会社にとって必要な人材です。あなたが去った後でも業務がしっかりと回るような気配りが、円満退職に結びついていくのです。
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