組織・人事のプロフェッショナル
マーサー ジャパン株式会社 代表取締役社長
古森 剛さん
大手生命保険会社にて営業本部機構、人事部門を経て、外資系コンサルティングファームに入社。幅広い分野でのプロジェクトに多数従事。その後、マーサー ジャパンに入社
1 ⇒ 経営層が現場の臨場感を共有していない
会社はトップのクオリティが大切。上に臨場感がないと、下が無駄な苦労をしたり、報われなかったりする
2 ⇒ 面接時に誠実さが感じられない
面接の時に相手の態度が偉そうな場合は要注意。誠実さに裏打ちされた“ぶっちゃけ”話が弾む会社が理想的
3 ⇒ 面接官の質問のクオリティが低い
中身のない質問をするのは、「人」への感性が低い証拠。社内でも、人間的な付き合いが希薄な可能性大
伸びる会社を発掘するスペシャリスト
株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役社長
山川隆義さん
京都大学卒業後、横河・ヒューレット・パッカード (現・日本HP)、ボストン コンサルティング グループを経て、ドリームインキュベータを創業。ベンチャー支援などを手掛ける
1 ⇒ 経営者が時間や約束事にルーズ
何度も繰り返されるようなら、会社全体の悪しきカルチャーになっている可能性も
2 ⇒ 経営者の話があいまいで筋が通らない
詳しい説明を求めても、一般論にすり替えたり、一貫性が感じられないなら、何かを隠している可能性がある
3 ⇒ 社内がどんよりしている
社員に覇気がないなら、会社の先行きは明るくない。社員を見れば会社の力量もうかがい知れる
4000社超を訪問したプロ投資家
レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役社長
藤野英人さん
早稲田大学を卒業後、野村アセットマネジメント、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントなどを経て、2003年起業。日本の新興企業や中小型株市場への造詣が深い
1 ⇒ 女性管理職の比率が極端に少なすぎる
女性管理職が少数という企業は、株主資本利益率(ROE)が低く、業績が低迷気味という傾向がある
2 ⇒ 事業仲間を「業者」と呼んで見下す
仕入先や税理士、労務士などの事業仲間に対し、“上から目線”で接している企業では明るい未来は描けない
3 ⇒ 社長メッセージに本人の顔写真が無い
ホームページに掲載されている社長メッセージに顔写真が無いのは、後ろめたいことがある可能性あり
ベンチャーの浮き沈みを肌で知る
板倉雄一郎事務所 代表
板倉 雄一郎さん
1991年にハイパーネットを設立。ネットと広告を結び付けた無料プロバイダの仕組みを考案するも、1997年に会社は倒産。その経験を活かし、株式投資指南や講演・執筆などを行う
1 ⇒ 一定の利害関係者にのみ良い顔をする
従業員向けの情報と、株主や取引先などの利害関係者への情報に矛盾がある企業は、気を付けた方が良い
2 ⇒ 教育制度がムダに立派
教育制度に掛かるコストは、つまるところ従業員への報酬の一部。他人にも投資していることに
3 ⇒ 経営者のゴールがIPO
上場は社会的責任が増大する「再スタート」。それを「ゴール」にする企業は、従業員にも間違った対応をする恐れあり
日本最大級の社労士法人を率いる
社労士法人 斎藤マネジメントオフィス・アンジェロ 代表取締役
斎藤隆浩さん
早稲田大学第一文学部卒業後、現事務所に入所。翌年、社会保険労務士試験に合格。労務経営コンサルタント、社労士として活躍。2000年より現職。執筆活動も行っている
1 ⇒ コンプライアンス精神が欠落している
企業規模を問わずコンプライアンス重視の社長は少ない。そんな企業に良い社風や労使関係を望むのは無理
2 ⇒ 手当満載だけど、基本給が安い
基本給を減らし、額面上の帳尻を合わせるために手当を乱発している企業もあるので要注意
3 ⇒ スキルアップの制度が機能していない
スキルアップ支援をうたい文句にしている会社は多数あるが、うまく機能せず、逆に社員の負担になる場合も
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