転職活動が辛い本当の理由とは?前向きに乗り越える方法を解説

公開日:2022年05月19日 #転職準備 #転職知識 #キャリア

転職活動が辛い本当の理由とは?前向きに乗り越える方法を解説

転職活動を始めた頃は前向きだったのに、不採用が続くと自信を失って「自分はダメだ……」「転職先なんてないかもしれない」と落ち込むこともあります。転職活動中で先が見えない不安な状況にあるのですから、辛さやしんどさを感じるのは当たり前のこと。その対処法は、その道を通って乗り越えた多くの転職経験者が知っています。
この記事では、転職が辛いと感じる瞬間のリアルな声をもとに、転職が辛くなる本当の理由を解説し、前向きに乗り切る対処法まで詳しくご紹介します。

転職活動は心身ともに辛い時期が訪れることもある

みんなが転職活動を辛いと感じる瞬間9つ

不採用が続いたとき

転職活動中に不採用通知が届くと、なぜか「自分が否定された」と感じてしまいがち。実際は条件のミスマッチであるだけなのですが、不採用通知が続いて「選考中」企業が減っていくにつれ、精神的ダメージが増して辛くなることも。

希望条件の求人に巡り合えないとき

転職したいのに、仕事内容や給料、勤務地、福利厚生など希望条件の合う企業が見つからない、という状況も辛いでしょう。「子育てをしながら働ける」など譲れない条件を抱えていれば、なおさらです。

転職先が決まらないかもと思うとき

不採用が続くと、終わりのない戦いに挑んでいるような気がしてきますよね。「どこにも採用されないかも……」という不安を抱えて気が滅入ってしまうこともありますが、転職活動には必ず終わりがあります。

面接がうまくいかないとき

「面接で緊張してうまくアピールできなかった」「圧迫面接をされて委縮してしまった」など、面接の失敗もあるあるです。上手に気持ちの切り替えをして、引きずらないようにしたいですね。

現職を辞めることへの罪悪感を持つとき

転職活動をしながら「どう退職を上司に切り出すか」を不安に思う人、「自分が抜けると会社に迷惑がかかる」と思う人も少なくありません。でも、意外と組織は一人抜けても回るようにできています。

転職活動が周りにバレないようにふるまうとき

在職中の転職活動では、周りにバレないようにふるまう必要があります。「面接のために有給・半休の取得が増えて隠すのが大変だった」「来年のスケジュールの話題が出て、挙動不審になってしまった」という声も。

書類などの事務作業が地味に多いとき

履歴書や職務経歴書の準備は、面倒で気が重いですよね。志望動機は企業ごとに書き換える必要があるから、地味に大変です。面接に落ち続けると、次の書類を準備しながら「自分は何をしているんだろう」と虚しさを感じることも……。

資格・スキルが足りないと感じたとき

転職活動を始めてから「応募求人にアピールできるスキルや資格がない」「社外では自分のスキルが評価されない」と感じることもあります。転職活動の不安をかきたてる要因の一つですが、しっかり分析すると意外と通用する武器を持っているものです。

貯金が減っていくとき

転職のための退職は「自己都合退職」なので、失業保険の給付開始まで2ヶ月超の制限期間があります。貯金を切り崩して残高が減っていくのを目の当たりにすると辛いですよね。転職活動が長引くと給付期間が終わってしまうこともあり、面接の交通費も負担になってきます。

転職活動が辛い本当の理由とは?

転職を「辛い」「しんどい」と感じやすい根本的な理由5つ

働きながら転職活動をすることが多く、時間が足りないから

在職中の転職活動での「辛さ」「しんどさ」、その大きな理由はズバリ「時間が足りない」ことです。
転職活動が成功する大きなカギを握っているのが、リサーチや自己分析をどれだけ丁寧に行えたかということ。その時間が足りないのですから、履歴書や職務経歴書を書き始めてみても何となくちぐはぐに感じたり、面接対策を始めても一人で悩んでしまったり。結局、準備不足からさらに時間のロスが生じるという悪循環に陥ってしまいます。時間がない時の手段の一つが、キャリアアドバイザーなどプロからの的確なアドバイスをもらうこと。スピーディに悩みが解消されるので、時間が足りなくても転職が成功する確率がぐんと上がります。

不採用=自分の能力不足と思い込みやすいから

転職活動中に、書類選考で落とされた・面接で次に進めなかったとしても、あくまでも企業と求職者の条件が「ミスマッチ」だったから。面接官が「業務経験や能力的には良い」と評価しても、あなたに自社の職場にマッチしない希望条件、例えば「残業が少ない」「給料が現職以上」などの意向が強くあったら、「入社してもすぐに辞めてしまうかもしれない」と判断して不採用になることも多いのです。
それなのに、求職者の多くが不採用通知が届くと、「自分の能力がないから」「自分の経験は評価されない」などネガティブに受け取ります。でも、それは単なる思い込みでしかないことがほとんどです。決して、あなたの人間性が否定されているわけではありませんから「その企業と縁がなかった」と割り切りましょう。

失敗したくない気持ちが強すぎるから

転職活動がしんどいのには「失敗したくない」という心理が強く働くことにも原因があります。この心理が、業界や職種、仕事内容、給料、勤務地、福利厚生など条件面を厳しく設定させてしまいます。結果として「条件の合う求人がない」と転職活動が進まなくなったり、面接でピンと来ても「他にもっと条件の良い会社があるかも」と決断できなくなったりします。
転職が成功か失敗かは、働きだしてからしか判断できません。働く前に「自分にとって最高の1社」つまり「正解」を見つけてその会社に自分を雇ってもらう、という目標設定の置き方では成功しづらいです。希望条件を全て満たしていなくても、面接を受けて惹きつけられる会社に出会ったら思い切って飛び込んでみる、そんな柔軟さを持っておきましょう。転職のチャンスは人生に一度ではありませんから「その時々で納得のいく転職をする」という力の抜き方も必要かもしれません。

先が見えない不安でネガティブになるから

転職活動の辛さの根本原因は、結局のところ「先の見えない不安」が常に心のなかにあるから。でも、先が見えないことに不安を感じるのは、人として当然の心理状態です。「自分のやり方が間違っているのでは……」なんて必要以上に気に病まず、目の前のことをひとつずつ着実にこなしていくことに集中しましょう。転職経験者の体験談として「悩む暇がないほど集中的に応募しまくった」のがメンタルヘルス的に良かった、という声もあります。そして、1社に期待しすぎないことも大事なこと。「条件を高望みしなければ、転職先は必ずある」のが転職の真実です。ネガティブになってしまったらその事実を思い出して、一息ついてリラックスしましょう。

転職=良くないことだと無意識に思っているから

昔よりは社会の雰囲気が変わったとはいえ、日本では転職することにまだネガティブなイメージを持っている人も少なくありません。「転職は良くない」という罪悪感が無意識にあれば、自分を責める心理状態になってしまい、転職がうまくいかないのも当然のこと。でも、それは「終身雇用」が当然だった時代の古いイメージのせいです。
海外では「終身雇用」という考え方自体がなく、より良い待遇やキャリアアップを求めて転職するのが一般的です。実際、アメリカでは1つの会社にいる年数は4.2年(※)で、気軽に転職をしている人が多いです。
転職は、様々な経験を経て新たなステージに移るポジティブな変化であると認識しましょう。
※出典:U.S. Bureau of Labor Statistics: Employee Tenure Summary
https://www.bls.gov/news.release/tenure.nr0.htm (従業員の在職期間の中央値)

転職が辛い時期の乗り越え方5つ

必ずやってくる「転職が辛い時期」を上手に乗り越える方法

自力で乗り越えようとせず、頼れるものは頼る

転職は、あなたの人生にとって大きなターニングポイント。そのタイミングはあなただけのもので、新卒での就職活動のように周りと励まし合える、情報交換ができるという状況とは全く違います。そんな中、自分の力だけに頼るやり方では「いつの間にか負のスパイラルにハマっていた……」なんてことになりかねません。決して自分だけで転職活動を乗り切ろうと考えず、転職経験のある知人や同僚、先輩を頼りましょう。相談できる人がいないのなら、転職エージェントなどプロの力を借りることをためらってはいけません。せっかく転職活動をすると踏み切ったのですから、使えるものは何でも使う、という覚悟で全力を注ぎましょう。

現職に留まる迷いを捨て、目の前のことに取り組む

転職活動を長引かせない人の特徴は、「転職理由が整理できていること」と「希望条件に転職市場の客観的な視点がきちんとあること」です。転職活動期間も設定して本気になっていますから、「良い条件の会社が見つかったら」「イザとなったら、現職のままでもいいかも」なんて迷いや逃げ道を持っていません。
転職活動では辛い場面もありますが、本当に今の環境のままで良いかを熟慮した上で、転職したいと思ったのなら迷いを捨てて覚悟を決めましょう。そして、気が滅入った時こそ転職後の明るいイメージを描いて、前向きに一つ一つ目の前のことに取り組みましょう。

転職のことを忘れてリフレッシュする日をつくる

転職活動中は、転職のことで頭がいっぱいで仕事の休憩時間にまで応募求人を探したり、面接の通知が来てないか確認してばかり、ということも。気がついたら四六時中スマホを触っていて、休日も書類の準備や面接対策などにあてて、全く休んだ気になれない……そんな風に余裕をなくしてしまうと、うまくいくものもうまくいきません。
休む時は休むことが大切です。転職のことを忘れて遊んだり、スポーツで体を動かすことや趣味に没頭する日を作りましょう。少なくとも月に2回は転職活動をしない休日を持つなど、意識してルール化しておくことをおすすめします。

できたことを書き出して自分を褒める

転職活動で不採用が続いて「自分はダメだ」とネガティブな沼に沈んでしまったら、今まで自分がどれくらい前に進んだか、どれくらいのことを積み上げたのかを可視化して、自己肯定感を高める方法がおすすめです。自己分析に費やした時間や書き出しておいたメモを見る、その成果である履歴書や職務経歴書を〇枚用意できた、△社に応募した、□社の面接を受けた、などを書き出してみてはどうでしょうか。きっと、ゼロから始めてコツコツ前に進んできたことを実感できるでしょう。転職活動前の自分より成長できていることも、素直に認められます。できたことを一つずつ認めて自分を褒めてあげましょう。

どうしても辛い時は、一度転職活動を休んでみる

転職活動が長引いて、ネガティブな気持ちで病んでしまったら「縁がある職場に出会うタイミングは今ではないのかも」と考えて、転職活動を休む決断をすることも一つの手です。自分自身の風通しを良くして、ゆっくりとメンタルが回復するまで待ってもいいのです。前向きな自分に戻れた時に、肩の力が抜けて転職活動が意外なほどスムーズに進むこともあります。失敗も全て成長の糧になりますから「私は自分のペースで転職活動を進める」と割り切ることも大切です。

転職は辛いこともある。少しずつ前に進もう

転職活動をしていると辛いこともあります。でも、それはあなたらしく輝ける新しい環境を得るために必要なこと。転職するというチャレンジに踏み出した自分の勇気を認めてあげましょう。うまくいかないときは他の人の力も借りて少しずつ前に進んでいけば、きっと明るい未来が待っているはずですよ。

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