転職先が決まらない!焦りと不安で辛い時にスッと楽になる解決法

公開日:2022年05月19日 #転職知識 #キャリア #その他

転職先が決まらない!焦りと不安で辛い時にスッと楽になる解決法
転職先がなかなか決まらず、どうしたらいいのか悩んでいる。既に離職してしまっていて焦りや不安でいっぱい。そんなときは「自分はダメだ」と自己否定に陥りがちですが、それは違います。転職活動のやり方のどこかが間違っている、ただそれだけなのです。
この記事では、そんな転職活動中で辛い方へ「メンタルケアの方法」や「転職先が決まらない原因」と「解決法」について解説しています。ぜひ参考にして、転職活動のやり方を見直してみてください。

転職先が決まらない……焦ると悪いスパイラルに陥りがち

転職先が決まらない時の心理状態とは

焦ってイライラする

転職先が決まらないと、焦りからイライラしてしまいますよね。思わず家族に八つ当たりしたり、職場でも何かと腹が立ったりすることも。そんなイライラを放っておくと、周りが自分より幸せそうに見えて嫉妬心まで芽生えてきてしまうケースもあるようです。

不安でモヤモヤする

応募書類を送っても連絡が来ない、不採用通知が届くといった状況が続くと「この先、転職先が決まらなかったらどうしよう……」と不安で心がモヤモヤ。何をしていても気持ちが落かず、食事中でもテレビを見ていても転職のことで頭がいっぱいで、少しもリフレッシュできていない残念な状態に陥ってしまうかも。

鬱っぽくなる

転職活動がうまく進まず、焦りでのイライラや不安からくるモヤモヤをただ受け止め続け、1人で悩み続けると「私はダメだ……」と自己否定にはまってしまい、鬱っぽくなってしまうかもしれません。ここで無理をしてしまうと、深刻な鬱に進行するケースもあります。

3か月以内に転職先が決まらない人も多い

一般的に、転職活動期間の目安は3ヶ月と言われています。厚生労働省(※1)のデータによると「転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間」で最も多いのが、1か月以上3か月未満で27.2%。1か月未満の19.3%と合せると全体の46.5%を占めます。紹介などのケースで転職する「転職活動期間なし」の25.8%を含めれば、確かに7割が3ヶ月未満で転職活動を終えています。

しかし、逆に言うと約3割の方は3か月以上の時間をかけて転職に成功しています。総務省(※2)のデータで、コロナ禍前の2019年転職者数は351万人とあるので、3割は実に100万人以上。意外と多くの方が、転職先が決まらない苦労を乗り越えて転職していることがわかります。

※1 厚生労働省「平成27年転職者実態調査の概況」
※2 総務省「労働力調査(令和2年2月発表)」

転職活動が辛くて、鬱になりそうな時の対処法

ふさぎこんだ気持ちがスッと楽になるメンタルケア

無理をせず、頑張った自分を褒める

転職活動が長引いているのなら、その間すでにあなたは十分頑張ってきています。転職活動を始める前のあなたより確実に成長しています。転職先の1社が決まっていないというだけで転職活動の全てを否定せず、自分が頑張ってきたことを認めてあげましょう。
その方法として、どれくらいの行動ができたのかを書き出して可視化することをおすすめします。履歴書や職務経歴書を仕上げたこと、〇枚用意して〇社応募した、〇社の面接を受けた、など1つずつ書き出してみましょう。自分が気づいたこともあわせて書きだしていっても良いかもしれません。できたこと・成長したことを一つずつ認めて、自分を褒めてみましょう。

不採用になっても良いと自分に許可する

転職の成功は、あなたに縁のある「1社」からの採用です。応募した企業の多くから採用通知が来ることがゴールではありませんから、毎回の面接のたびに「受からなきゃダメ!」と自分にプレッシャーをかけないようにしましょう。最初の数社の面接は第1志望先を避けて、練習台としてスケジューリングをしても良いのです。
ただし、特定の1社に期待しすぎることも、自分へのプレッシャーを強めてしまうのでNGです。心に余裕ができて本来の自分が出せるようになったときが一番、面接官へあなたの魅力が伝わりやすくなります。「この1社が不採用になっても、私は大丈夫」という気楽さを持っていましょう。

自分にご褒美をあげる時間をつくる

毎日に「楽しい」と思える瞬間がないなら、自分で自分に楽しさを与えてみることも方法の一つです。これまで頑張った自分へご褒美の時間を作ってみましょう。友達と出かけて遊ぶ、ちょっと豪華な食事にする、そんなプチ贅沢がストレス緩和に効きます。働きながら転職活動をしているなら「何もしない休日」も最高の贅沢かもしれませんね。

軽い運動を取り入れる

生活の不規則さや不健康さは、肉体的な不調だけではなく、メンタルヘルスに悪影響を及ぼします。脳はストレスを感じると、セロトニンという脳内ホルモンを分泌して自律神経を整えてくれます。セロトニンは別名「しあわせホルモン」と呼ばれ、清々しい気分にさせ、意欲もアップさせてくれます。
しかし、ストレスが強すぎると逆にセロトニンの分泌が減少してしまうのです。このセロトニンを活性化させるには、「運動」「日光を浴びる」「人と触れ合う」ことが有効です。特にウオーキングはメンタルヘルスに即効性があるようです。心の不調が気になるなら、セロトニンを増やす生活を心がけてみましょう。

自分の価値を知って自信を取り戻す

転職先が決まらなくて、自己否定から自信を失ってしまったなら、友人や同僚、家族など他の人の力を借りて自信を回復することも考えてみましょう。仕事に関わることだけでなく、仕事以外のことでも良いから自分の良いところをあげて認めてもらう、褒めてもらうことで心が上向きになります。
相談できる人がいないなら、キャリアアドバイザーなどプロの力を借りてはどうでしょうか。転職市場での自分の市場価値を正確に知ることができ、転職活動の戦略も立ててあなたの強みを活かしてくれますから、自信回復の助けになるでしょう。

転職が決まらない主な原因

長引く転職、原因はこれかも?

自分の市場価値を理解できていない

転職活動が長引くのは、自己分析が不足して転職市場での自分の価値が理解できていないせいかもしれません。「市場価値」とは、端的に言えば「これまで仕事でどんな課題を解決してきたのか」ということです。ここが整理・把握できていないと、自分のスキルや経験があいまいなままなので、応募するときに「自分の強みが活かせるか」という視点に欠けてしまい、条件面だけで求人を選んでしまいがちです。その結果、あなたとミスマッチな求人へ応募し続けて、転職先が決まらないこともあります。

企業に合わせたアピールができていない

自分のスキルや経験、強みを把握できていることが大前提ですが、それを「応募企業が求める」スキルや経験、強みにアレンジしてアピールする必要があります。自分の一番の実績を強調するのではなく、企業が解決して欲しい課題に対して「過去に同じ(または応用できる)課題を解決した」ことを示しましょう。
例えば、新規開拓が主な仕事の求人に対し、コールセンターのインバウンド(受電)業務の処理件数やマネジメント経験などをアピールしても「それが何?」という反応しかないかもしれません。それよりも「お客様が本当に困っていることを引き出すコミュニケーションができる」ことを武器に、気づきや工夫したことなど具体的なエピソードを語った方が、面接官に「うちでも活躍してくれそう」と納得してもらいやすくなります。

応募数が少ない

1人で転職活動を行っている方の多くが、そもそも応募数自体が少ない傾向にあります。転職で書類選考を通過する率は約30%ではないかと言われています。ごく単純に考えて、3社応募して1社の1次面接に行けるということ。また、面接の通過率は1次面接が3割程度、2次面接が6~7割とされるようですから、15社応募してやっと1社採用が決まるイメージです。つまり、10社ほどの応募でまだ採用が決まらなくても、焦る状況ではありません。

失敗の原因分析ができていない

書類選考がなかなか通過しない、あるいは一次面接には進むけれど二次面接にどうしても進めない、というような状況に陥っていませんか。そのような場合は「応募する企業の選び方」と「自己アピールの方向性・内容」に原因が潜んでいます。失敗を分析せず数をこなしても成功は厳しいと言えます。まずは失敗の原因を探り、自己分析をして戦略を立て直してみましょう。

面接対策が不足している

面接のマナーや身だしなみ、態度、表情などに問題があると、面接官に不快感を与えたり、職種にそぐわないと思われ不採用と判断されることがあります。
また、質問に対して的確な回答ができないと「質問が準備も出来ていない」と転職への本気度を疑われたり、面接官に良い印象を残せないまま面接が終わる事態になりかねません。事前に質問への回答を用意して、計画的に面接対策をしましょう。

条件の希望理由がはっきりしていない

あなたが転職の条件として考えている希望年収は、転職市場に沿って納得感のあるものでしょうか。年収は、「業界×職種」でおおよその相場が決まっています。個々の会社にも、勤続年数や役割、能力などで決定された年収(給与)テーブルが存在します。条件部分のリサーチが不十分なまま「転職するから数十万アップしたい」のように設定していると、転職先が決まらない大きな原因になります。企業側が「その年収はうちでは出せない」と判断して、不採用にしているのかもしれません。特に相場よりも高い年収を希望する場合は、具体的な根拠が必要です。

自分をよく見せようとしすぎている

自分に自信がない時ほど、自分をよく見せようとして見栄を張ったり、話を盛ったりしてしまいがちです。特に、ライバルに勝たなくてはいけないと競争意識もある転職活動ですから、なおさらでしょう。でも、面接官は見抜いてしまうものです。適度な気負いは「緊張しているのだろう」と好印象を与えるかもしれませんが、自分を大きく見せようと演じすぎている状態では本来の魅力が伝わらないうえに、不誠実さなど違和感を感じさせてしまいます。自分をよく見せることよりも、嘘のない安心感が伝わる方が面接ではメリットが大きいのです。

長引く転職を終わらせるための解決法

今日からすぐにできる!心がけと具体的なコツ

応募する企業の条件を変えてみる

自分なりの理由や条件で応募企業や求人を絞りこんでいると思いますが、書類選考が通らないという場合は、応募企業の求める要件と今の自分のスキルや経験がマッチしていないかも。ここは一度思い込みやこだわりを捨てて、応募企業を選ぶ「条件」を変えてみることをおすすめします。同じ業界で異職種、異なる業界で同職種へ応募すると、即戦力の部分があると評価されて面接に呼ばれやすくなりますし、面接を経験すると「自分の何が評価されるのか」に気づけるかもしれません。やみくもに「自分が入社したい会社、やりたい仕事」だけにこだわらず、これまで目を向けていなかった企業にも応募して、反応を見てみても良いでしょう。

応募数を増やす

応募数だけが採用を決めるわけではありませんが、転職成功者の多くが20社以上に応募しています。ポイントは、1社ずつ応募するのではなくまとめて応募すること。1ヶ月に20社応募するなど、目標を決めて集中するやり方が特におすすめです。1社の採用不採用が確定してから次に応募する方法では、転職期間が長引いてモチベーションが落ちてしまう原因にもなります。また、集中応募すると面接も集中してくるので、面接を受けて得た印象や情報をもとに企業同士を比較することができますし、面接のフィードバックもすぐに次の面接に活かせるメリットも期待できます。

譲れない条件を絞って軸にする

「せっかく転職するから……」と条件を多く挙げていると、なかなか転職先が決まらない原因になります。例えば「現職と同等以上のポジション・給与」という条件、企業規模や勤務エリアの条件まで限定してしまうと、マッチする求人が少なくなります。
転職したい最大の理由は何なのか、一度考え直してみましょう。転職理由をきちんと整理して「譲れない条件」と「ここまでなら許容できるという条件」とを分けておくことが大切です。「譲れない条件」を判断の軸としておくと、視野が広がり転職先候補が増えて心ができてきます。

書類選考に落ちる場合は、職務経歴書・履歴書を見直す

履歴書や職務経歴書にも、改善点がないか見直しましょう。まず、基本的な書き方や履歴書写真を見直します。誤字・脱字、(株)など略称を用いていないか、写真の印象はどうかなどをチェックしましょう。友人など第三者に見てもらっても良いでしょう。

また、職務経歴書での経歴の書き方は読みやすいでしょうか。企業ごとに自己PRや志望動機を書き換えて送っているでしょうか。もし、どの応募先企業にも同じ職務経歴書を送っている場合、企業側から自社のニーズに合っていないと見なされて書類選考に通っていない可能性大です。「自分が企業にどう貢献できるのか」を具体的に自己PRや志望動機で示せているか、見直しましょう。

転職エージェントに現実的なアドバイスをもらう

転職の成功には、情報収集と分析、戦略性が必要です。転職先が決まらなくて精神的に不安定になるくらいなら、転職エージェントなどの第三者に頼ることを考えてみましょう。転職エージェントはあなたの強みを見つけて戦略を立て、応募書類の添削や模擬面接などの面接対策もサポートしてくれます。企業それぞれの情報も豊富に持っていますから、現実的で有益なアドバイスも期待できます。自分に自信を失ったときこそ、プロの力を借りることを検討してみてください。

まとめ

「転職先が決まらない」と不安が募ったら、やみくもに転職活動を続けずに、一度止まってうまくいかない原因を特定しましょう。十分に人生経験を積んできたあなたは、経験を糧に変える準備が出来ているはずです。もし、ご紹介した原因に思い当っても自分では解決できないと感じるなら、プロの力を借りることを視野に入れましょう。1人で頑張ることをやめれば、心がリラックスできますし、戦略さえハマれば転職先は必ず見つかります。自分のこれまでの頑張りを労わって、リスタートしてみませんか。

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