労災保険(労働者災害補償保険)とはどんな保険? 何が保障されるの?

雇用形態によらず被雇用者が必ず加入する「労災保険(労働者災害補償保険)」。特に事故などがなければ使うことがないので、あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか。いざという時のために、労災保険について詳しくチェックしておきましょう。

労災保険(労働者災害補償保険)とは?

「労災保険」は、雇用形態によらず被雇用者が必ず加入する保険です。また業務委託などの個人事業主の場合は、任意で「特別加入」することができます。

労災保険は、正式には「労働者災害補償保険」と呼ばれ、業務上の事由、または通勤による労働者の負傷・疾病・障害・死亡に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度。この保険は従業員が個別に加入するものではなく、事業所が加入し、事業所で働く従業員に適用されるものとなっています。そのため、保険料は事業所が全額負担し、従業員個人が保険料を負担することはありません。

給付金は、けがや病気の程度や保証の内容によって7種類あります。
まずは、けがや病気の治療に支払われる「療養補償給付」、そしてけがや病気の療養のため休業したときに支払われる「休業補償給付」、療養によって治癒しない場合の「傷病補償年金」、障害が残った際の「障害補償給付」、介護が必要になった場合の「介護補償給付」、死亡した場合に給付される「遺族補償給付・遺族補償年金・葬祭料」、脳や心臓に異常が生じた場合に給付される「二次健康診断等給付」の7種類です。

また、労災保険の管理は厚生労働省が行っており、給付金は国が支給するというかたちになっています。

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