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退職金とは? どのくらいもらえるのが一般的?
長く働けば働くほど、退職時はしっかりもらっておきたい「退職金」。その存在自体は知っているけれど、実際どんな場合に支給されて、どれくらいの金額が妥当なのか、考えたことのある方は少ないのでは。ここでは一般的な「退職金」の制度についてまとめてみました。
退職金とは?
「退職金」とは、退職した労働者に対し支払われる金銭を差します。退職手当、退職慰労金などと呼ばれることもあります。
退職金の支給は多くの企業で取り入れられていますが、法律として支給を義務付けられている制度ではありません。企業が賃金の後払いや功労報償、老後の生活保障などの理由で独自の制度として行っているので、退職金制度がないことは違法ではありません。ただし、就業規則に退職金の規定を設けてある場合は、賃金の一部とみなされるため、支給が義務付けられます。
退職金の制度は、大きく2つ分けると「退職一時金制度」と「企業年金制度」があります。「退職一時金制度」というのは、退職時に一括して退職金が支払われる制度、「企業年金制度」は、退職後一定の金額を年金として支給する制度のことです。なお、この2つを併用して導入している企業もあります。
退職金の金額については、企業の規模や勤続年数などにより大きく変わりますが、10年以内に自己都合で転職する場合は多くても100万円ほど、勤続年数3年未満の場合は支給対象とならないことが多いようです。転職の際には、就業規則をよく確認してみましょう。
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