「部下のハートをキャッチしたい」モチベーションを上げる職場指導術

職場の空気が悪い理由は、成果主義、リストラ、IT化、グローバル化などが直接的、間接的に影響し、社内での人と人とのかかわりが減ったこと、また、就職氷河期で採用人数の少なかった30代に仕事の負荷が集中し、軸となるべき彼らが疲弊していることが原因

部下のハートをキャッチしたい」モチベーションを上げる職場管理術

「職場内の空気が悪いな」と感じることはありませんか?あなたが職場の空気が悪いと感じている時、他の社員も同様に感じていることは多々あります。

日刊SPA!が株式会社ジェイフィール代表の高橋克徳氏に行ったインタビューによると「職場の空気が悪い理由は、成果主義、リストラ、IT化、グローバル化などが直接的、間接的に影響し、社内での人と人とのかかわりが減ったこと、また、就職氷河期で採用人数の少なかった30代に仕事の負荷が集中し、軸となるべき彼らが疲弊していることが原因」と述べています。

これらの職場ストレスが原因で、肉体的にも精神的にも追い詰められている中堅サラリーマン。彼らの活力を取り戻すことで職場の空気はより良いものになるのです。(参考資料:日刊SPA「ストレスフルな職場」はこうして生まれる

仕事がデキる社員ほど危険?

上司の視点から見ると「手のかからない社員にはハッパを掛ける必要もない」と思ってしまうものです。上司としては仕事がデキる社員、問題なくこなせる社員よりも、仕事に関して不安な社員の方が声をかけやすいものです。また、放っておいても勝手に仕事が進む状況は、管理職にとっての理想でもあります。

しかし、一見すると仕事がデキるように見える社員の中には孤立感を抱えているという人も少なくありません。先ほど述べたように、人と人との関わりが減っていることは大きなストレスとなっています。

人間は誰でも褒められたいと思っているものです。これは仕事がデキるデキないには関係ありません。「デキる社員だから」と放置しておくと、モチベーションが低下して手抜きをしたり退職したりという危険があります。高橋氏は「特に、職場ストレスの多い環境ほどこういった傾向にある」と述べています。

積極的なコミュニケーション術で部下のハートをキャッチしよう

上司の仕事とは「何もしなくても業務効率が最大限発揮されている環境をつくること」にあります。したがって、職場ストレスを取り除き、部下には高いモチベーションで仕事をしてもらえるように取り組むことが急務です。

そのためには積極的に部下と対話することが重要です。業務の進捗状況を聞くことも良いですし、食事中や休憩中にそれとなく不満などがないか聞いてみるのも手です。やる気のある部下ほど、会社に対して思うことは沢山あるものですから、会話の中でヒントになることも沢山あるはずです。

必ずしも飲みに誘う必要はありません。特に家庭を持っていたり、自分の時間を大事にしたいと思う社員はかえって疎ましく思うこともあるからです。「自分は部下の仕事内容も気にかけている」という姿勢を持ち、部下の業務内容を少しでも把握しておくことで、職場の空気はガラリと変化します。


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