福利厚生が充実していると、ビジネスパーソンは嬉しいもの。ところが福利厚生の充実度は会社によって違います。福利厚生というと住宅手当や食事手当といったものを思い浮かべるでしょうが、この他以外にも、聞いただけでもうらやましいと思うような制度を採用している会社も存在します。果たしてどんな制度を採用しているのでしょうか?
インターネットサイトの『gooランキング』では『自分の会社にも取り入れて欲しい、オモシロ制度ランキング』を実施しました。いくつかのおもしろいと思わせる制度の中から「自分の会社にも取り入れて欲しい!」と思うものを選択する方式で行われたこのアンケート。
1位となったのは『有給休暇の連続取得で10万円支給』でした。この制度は4日以上連続で有給休暇を取ると、年に1回10万円が支給されるという制度。4日以上だとちょっとした旅行などに行くこともできますし、10万円はそのお小遣いにすることもできてしまいます。働きづくめの中、リフレッシュするには最適な制度ですね。
2位には『自分や家族の誕生日に特別休暇』。中には自分の誕生日に有給休暇を使ってお休みするというビジネスパーソンもいるかもしれません。この会社では最初から誕生日はお休み。しかも家族の誕生日もお休みになるので、家族サービスもしっかりできてしまいます。
3位には『非喫煙手当』。非喫煙者には月額2000円が支給されます。喫煙者はタバコ代を払って喫煙するわけですが、この会社では非喫煙者にはお金が支給されます。喫煙者の禁煙効果も期待できそうな制度ですね。
他にもランキングに入っている制度は、どれもうらやましいと思うものばかり。しかしどの制度にも言えることは「社員のために」を思ったものということでしょう。
福利厚生を充実させれば、会社にも利点が!
福利厚生は厚生年金や健康保険など、法律で定められている『法定内福利厚生』と、会社が独自に設ける『法定外福利厚生』があります。もっと大きく捉えると、福利厚生には「労働力の確保・定着、勤労意欲・能率の向上などの効果を期待して、従業員とその家族に対して提供する各種の施策・制度」という意味があります(goo辞書より)。
ランキングにあるような制度があれば勤労意欲も沸きますし、「この会社で働いていこう!」という定着意識が芽生えるきっかけになるかもしれません。
ぜひ福利厚生の観点から、ランキングにあるような制度を導入して欲しいですね。