結婚に消極的な親が増えている
近年、晩婚化だけでなく非常に高い未婚率が問題となっています。総務省が行った国勢調査「20~44歳の年齢別未婚率の推移」では2005年、30代男性の未婚率は47.1%でした。30年前の1975年の14.3%から比べると3倍以上の未婚率になっており、どれだけ結婚していない男性が増えているかがよく分かります。(参考資料:国勢調査)
実は、その背景には親の考え方が問題という意見もあります。実は、楽天グループが運営する結婚相談所オーネットが2012年6月の『団塊ジュニア世代の親が子どもに望む結婚についての意識調査』において、非常に興味深い調査結果が出ました。
未婚の子どもを持つ両親400人を対象に「子どもと結婚の話をするか」というアンケートをとったところ、48%の母親が消極的という結果が出ました。さらに、父親に至っては69%が結婚の話題に消極的という結果が出ており、いかに家庭内で結婚の話題が出ないかよく理解できる統計結果です。
また「子どもの結婚についてどう思うか(複数回答可)」という質問に対して「結婚して欲しい」という意見は33.5%でした。しかし、同時に「良い相手がいなければ一生独身でも良い」という意見が30.0%と均衡しています。つまり、親が結婚に関して消極的になっているということが言えます。(参考資料:オーネット 団塊ジュニア世代の親が子どもに望む結婚についての意識調査)
結婚は本人同士の問題だけではない
恋愛に関して言えば、当人同士の問題で済むことも多く、法律的に見ると恋愛は結婚と比べると効力は弱いのです。例えば、どちらかが浮気をしても法的に問われにくく、慰謝料が発生したとしてもその金額も比較的少額で済むケースがほとんどです。その理由は、法律上は他人であるため、不貞行為に該当するのかは疑問が残るからというものです。
しかし、結婚となると話は別。2人は婚姻関係を持った配偶者の関係になります。さらにお互いの両親や親族と『●親等』という姻族関係を結ぶことになります。したがって、相手の親は自分の親と同じように非常に近い親族関係になるということです。
言い換えれば、相手の親の立場から言えば息子あるいは娘になる存在です。したがって、義理の子どもになる人物の性格や健康面、収入や愛情など、様々な条件に敏感になるのは当然のことです。
デートの帰り時間で相手の両親に好印象を与える
もし、今現在あなたが付き合っている相手と結婚を意識している場合、相手の両親からの印象は非常に重要です。当人同士が納得できても、相手の両親からOKがもらえないということも十分に考えられます。
特に直接相手の両親と接する機会は好印象を与えるチャンス。相手の実家にお邪魔する機会はもちろんのこと、意外と印象を左右するのがデートの帰り時間。
1人暮らしの女性と付き合っている時は気になりません。しかし実家に住んでいるとしたら、彼女が成人していても両親は帰宅時間を気にするもの。したがって、いつも帰宅時間が遅いと知らず知らずのうちに印象を下げることになります。デートの帰り時間をうまく調整して、相手の両親に印象を損なわないようにしましょう。
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