結婚する際に気になるものの一つとして注目するのが、相手の年収。結婚すると、お互いの収入を合わせた世帯収入で生活しなくてはなりません。結婚して専業主婦になる、という女性にとっては、結婚相手の年収は気になるところです。
では、女性は結婚相手にどのくらいの年収を求めているのでしょうか?
ライブドアニュースでは、実際に女性に対して調査を行い、結婚相手に求める最低年収をランキング形式で紹介しています。(ライブドアニュース2014年7月7日付)
相手に求める最低年収、第1位は『300万円』。2位は『500万円』、3位は『400万円』と続いています。1位の『300万円』という数字、意外と現実味がありますね。自分の年収の低さになかなか結婚まで踏み切れない、という男性にとっては勇気が出る年収額です。
平均年収の調査からも、この『300万円』という数字はそんなに遠くはないと感じることができます。
最低年収には何歳に到達する?
国税庁が発表した『平成24年 民間給与実態統計調査』では、年齢・性別による平均年収も調査されています。
まず仕事を始めたばかり、20代前半を見てみましょう。20歳から24歳の男性の平均年収は260万円(第10表 事業所規模及び年齢階層別の給与所得者数・給与額 その3 平均給与)。女性から見ると、最低年収には届いていません。しかし25歳から29歳の平均年収は大きく上がって366万8千円。女性が希望する最低年収には、20代後半で達成していました。もしもあなたの相手が1位の『300万円』を希望しているなら、結婚が現実身を帯びてきます。
ただ問題なのは2位の『500万円』。3位の『400万円』は、30歳から34歳の平均年収430万9千円で突破できています。しかし500万円を突破するのは40歳から44歳の560万9千円まで待たなくてはなりません。男性は、相手が最低いくらの年収を求めているのかを聞き、もし求める年収が高い場合は、求める年収を突破するためには平均で何歳になってしまうのかを説得する必要がありそうですね。
大事なのはやっぱり『愛』?
やはり結婚する際には、年収は非常に重要な要素のひとつです。しかしランキング9位には『愛情があれば年収はいくらでも構わない』がランクインしています。結婚に大事なのはやはり、愛。あとはお互いが歩み寄る姿勢があれば、年収はあまり気にしなくてもいいのかもしれません。