旅行のシーズンがやってきました! 会社の友達などと旅行の計画を立てている方もいると思います。
まだ何も予定を立てていなという方は、ぜひ同僚や友達でも誘って旅行に行きましょう。なぜなら、旅行に行くことで得られる効果は、必ず仕事に役立つからです!
まずは今年の旅行の傾向を見てみましょう。旅行業でお馴染みのJTBは『2013年夏休みの旅行動向』を発表しました。今年の旅行者総数はなんと7884万人! 1969年の調査開始以来、最高の人数となりました。
内訳は国内旅行が前年比2.2%増の7624万人、海外旅行は5.8%減の260万人。国内旅行は昨年に続き旅行者が増加しましたが、海外旅行は減少しています。これは最近の円安傾向が影響しているようです。
国内旅行でもっとも人気なのは『1泊2日』で37.9%。こちらは前年より0.5%減少していました。『2泊3日』は34.4%で前年比1.4%増加。『3泊4日』は14.8%で前年比2.5%増加しています。2泊、3泊といった、1泊よりはちょっと贅沢な旅行に人気が集まっているようですね(表3夏の国内旅行)。
でも「夏休みくらいは家でゆっくりしていたい」という方も多いと思います。しかしそんな方こそ、ぜひ旅行に行かなくてはいけません。よく「旅に行くとリフレッシュできる」と言いますが、これは科学的にも証明されているのです!
旅行は『悩み』や『ストレス』を軽減する!
一般社団法人利日本旅行業協会は『旅の健康科学的効果』を調べました。調査対象者に2泊3日のパック旅行に出かけてもらい、旅行前から旅行後まで、様々な調査を行いました。
この調査で、仕事や家族関係など日常的な悩みは、旅行に出ることで解消されることが分かりました。悩みは旅行後に再燃することなく、旅行5日後には旅行前の3分の1程度まで小さくなっていました。また日々感じているストレスも、旅行に出ることで和らぐことが判明。しかも旅行から帰ってきて2日後が、一番ストレスを感じにくくなることが分かりました(「旅の健康学的効果」を見直そう)。
さらにリラックスすると脳から発せられる『α波』も、旅行中に多くなります。そして、その効果は特に男性と、あまり旅行にいかない人に顕著に表れていました。
日々悩みを抱えている、ストレスを感じているビジネスパーソンは少なくありません。そんな方はぜひ旅行に出て、悩みやストレスを解消してみてはいかがでしょうか? 特に「休みは家でジッとしていたい」と思っているビジネスパーソンこそ、旅行に出ることで効果は大きくなります。ぜひ同僚や友達を誘って、休み明けはバリバリ仕事が出来るようにリフレッシュの旅に出掛けましょう!