「どうしよう。申請が来ちゃった。」SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)上で突然の上司からの友達申請。「うわー、ほんとこれだけはやめてほしかったのに。断るような勇気もないし、無視はできないし・・・でも承認はしたくないなぁ」そんな経験ありませんか?
ソフト開発のジャストシステムがおこなった「Facebookの利用状況に関するアンケート調査」では、上司、先輩などから友達リクエストがあった場合、「承認したくないが承認せざるを得ない」が31.0%という結果でした。意外とこういう経験をしている人は少なくないみたいです。(参考資料:Facebookの利用状況に関するアンケート調査)
プライベートな領域
「そういうのが嫌でもうSNSはやめました。」大手企業で正社員として働く佐藤(仮名)さんは経験者の一人。ある日職場で仕事中に、突然上司から友達申請がきました。「まぁ嫌だけど仕方ないのかな、こういうの」と割り切って承認してみたのですが・・・。
翌日、会議の資料作りのためにコピー機の前で立っていると、前日申請してきた上司から「佐藤さんって、映画好きなんだね。この間、俺もあれ観たんだ。今度良かったら一緒に観に行かない?」と言われ、その場に立ち尽くしてしまいました。
結局佐藤さんは「もしかしたら、こんなことなるのかもしれないなって思ってたし、初めからSNSなんてやらなければ良かったのかも・・・。」と、SNSアカウントを削除する決断をすることに・・・
SNSでのトラブルを避けるために
SNSは承認相手の個人情報を知ることができたり、リアルタイムに写真やつぶやきが見れるために賛否両論があると思います。今回のケースではSNSアカウントの削除で済みましたが、職場外で金銭トラブルに発展した例もあります。SNSを利用している方、これから利用しようと思っている方は、「友達申請や承認をどこまでするのか。」自分の中で明確な線引きを決めた方が良いでしょう。