自己啓発により意識付けを高める
自己啓発とは自らのことを高める行為を言います。「成功に近づく為に始めた」という人も居れば「より優れた人格を得るために学んでいる」など、目的はそれぞれ異なるでしょう。例えば、Wikipediaの『自己啓発』の綱目にも自己啓発の主要なテーマには生きがいや成功哲学などが挙げられますし、書店にはこういった書籍が並びます。
「自己啓発本を読むことで成功する」という風潮があります。しかし、成功者の方法を真似したからといって必ずしも成功するとは限りません。そこに、あなたの環境や正確に応じたエッセンスが無いからです。
つまり、自己啓発本を読むだけでなく、そこから何を得るかが重要なのです。自己啓発本を読むとき、この姿勢を忘れてはいけません。(参考資料:Wikipedia 自己啓発)
自己啓発書からモチベーションと失敗事例を学ぶ
本来、自分の成長の為の手段である自己啓発。あなたは、自己啓発にとらわれすぎて、考え方を2転3転させていませんか?
実は、自己啓発の読み過ぎによる弊害が危惧されています。就業、人材開発などについての執筆や講演を行っているジャーナリストの福沢恵子さんとコラムニストの深澤真紀さんは、対談の中で「自己啓発本は全く違う考えのものより、人生の視野を少し広げる程度の本が役に立つ」「天才の本よりも、一般人がどうやって成功したかという情報を読んだほうが良い」という話をしていました。
本来の自己啓発とは、自分のやり方を見つけるためのヒント。対談のテーマは『自己啓発本は読んではいけない』というものでした。自己啓発について、あえてネガティブな表現をした理由は、自分の本質と違っている行動で『やらされ感』を持たないよう、本当の意味での自己啓発を促進しようという意図があるようです。
自己啓発本を読むことで得るべきものはモチベーションと失敗した事例です。考え方がガラリと変化してしまうものよりも本を読んだことで「自分なりに改善して、次はこういう方法でやってみよう」と考えられるようになってこそ、成功へと近づき、本来の自己啓発の役割を果たすのです。(参考資料:Woman Online 自己啓発本を読んではいけない?)