今やデスクワークと言えば、紙とペンではなくてパソコンの時代。1日中画面を見ているというビジネスパーソンも多いでしょう。また外でもスマートフォンやタブレットといった端末で仕事のメールを確認することも珍しくありません。
そんなパソコンやスマートフォンを見ることによって起こるのが目の疲れ。その疲れを軽減するという『PCメガネ』が話題となっています。
そもそも眼精疲労の原因は、パソコンやスマートフォンから発せられる『ブルーライト』が原因です。可視光線の中でも最も強いエネルギーを発する青色光は、目の奥の網膜まで届きます。特にLEDディスプレイから強く発せられ、普及が進んだ現代では悩みの種となっています。
厚生労働省でもディスプレイを見ながら1時間作業した場合、15分の休憩を取ることを推奨しているのです。そんな中生まれたのが『PCメガネ』です。『ブルーライト』をカットする『青色光カットグラス』を採用し、眼の疲れを軽減するという仕組みです。
実際に効果が分かるアンケート結果
メガネチェーンJINSが発売している『JINS PC』は東京大学名誉教授、増田寛次郎氏が監修し、このメガネを開発しました。
臨床実験では被験者に通常のメガネかPCメガネかを明かさずに4週間装着してもらい、その結果をアンケートとして集計しました。4週間後に『眼の疲れ』を5段階で評価した結果、通常のメガネを使用していた人の平均が3.1だったのに対し、PCメガネを装着していた人の平均は2.6。実に0.5ポイントの差をつけ「眼の疲れが改善された」と答えているのです。また『眼の乾き』『首・肩こり』『首・肩の痛み』といったすべての分野で改善が見られ、その効果を伺い知ることができます。
またJINSでは『南青山アイクリニック東京』に眼の疲労度の検証を依頼。眼の疲労で起こる主な症状は『ピントが合わせづらい』『光がギラギラする』『文字がチカチカする』『線を眼で追いづらい』といったものがあげられますが、PCメガネを着用していた人には、すべてにおいて改善が見られたという結果が出ています。
JINSで販売している『JINS PC』は度なしタイプの安いものは3990円から。度ありタイプはフレーム表示価格に3990円で作ることができます。アンケートの結果から、すぐに効果が見られるものではないことが分かりますが、長い期間使うと確実に効果が出ています。パソコンやスマートフォンの画面をよく見る方には、必携のアイテムになります。