ある程度仕事に慣れてくると、必要だと思われる能力、伸ばしたい能力がでてくるのではないでしょうか? もっと仕事を効率的に、もっと実績を上げるためにはそう考えるのは当然ですよね。では実際に、仕事をする上でどんな能力を伸ばしたらいいのでしょうか?
上位3項目はビジネスパーソンには欠かせない能力!
キャリアデザインセンターは25~34歳の若手ビジネスパーソンを対象に『仕事をする上で必要だと思う能力』を尋ねた意識調査を行いました(キャリアデザインレポート2012 今後、仕事をする上で必要だ(伸ばしたい)と思う能力はどれですか)。
必要だと感じている能力の上位は『コミュニケーション力』が58.5%、『業務上の専門知識・技術・技能』が54.0%、『実行力(業務遂行力)』が49.8%となりました。
グラフ:キャリアデザインレポート2012 必要能力調査
上司や部下、あるいは同僚と常にコミュニケーションを図ると、仕事を円滑に進めることができますし、業務上の専門知識があれば、より実績を上げるための方策を探ることも可能となります。また、実行力があれば、実績を上げる方策を具現化することもできます。
この3つの要素は前回調査同様に高い水準を保ち、必要な能力であると認識する若手ビジネスパーソンが多いことが分かりました。
その一方で前回調査から大きく数字を上げている能力があることにも注目です。
前回調査よりも『コアスキル』の増加が目立つ結果に!
前回の調査より増加した項目は『マネジメント力』が48.5%、『論理的思考力』は38.4%、『計画立案力』は37.1%、『判断力』は39.2%と、どれも10%程増加していました。
実は今回増加していた項目は、『ビジネス基礎能力』を測る際にコアスキルとされているものでした。
『ビジネス基礎能力』とは、ビジネスにおける基礎的な能力を数値化するもの。typeでも『年収・市場価値診断テスト』で、その数値を図ることができるようになっています。
ビジネス基礎能力の中のコアスキルとは、個人の意識や努力の積み重ねで、徐々に伸ばすことができる能力のことを言います。ビジネス基礎能力を高めておけば仕事を円滑に進めることはもちろん、転職の際にも有利に働くことになります。
『年収・市場価値診断テスト』にチャレンジしよう!
あなたのビジネス基礎能力は何点くらいでしょうか? ぜひ『年収・市場価値診断テスト』にチャレンジして、その得点を調べてみてください。得点が低い能力があれば、その能力を上げていくことが、あなたの市場価値を高めることに繋がっていきます。