梅林英昭氏
株式会社IMJモバイル
ソリューション事業本部
ソリューション開発部/技術第2グループ
マネージャー
1975年生まれ。大学卒業後、携帯機器組込みソフト開発会社、インターネットシステム開発会社、ERP構築導入コンサルティング会社を経て、2006年2月にIMJモバイルに入社
「20代は、自分自身が成長できていればそれで満足でした」
そう語るのは、IMJモバイルでマネジャーとして技術者たちを統括する梅林英昭氏だ。新卒で入社した携帯機器の組込みソフト開発会社勤務を皮切りに、インターネットシステム開発会社SE、ERPシステム構築・導入コンサルタントと会社を渡り歩いてスキルを修得してきた。
「その時々に巡り合う仕事に打ち込むことで、今の自分に足りないスキルは何かが見えてきますよね。そのスキルを同じ会社にいて修得するのが不可能だと判断したときに転職を活用したわけです。結果、気がついたら20代のうちに2度、転職をしていましたが(笑)」
技術力に加えて、コミュニケーション能力や業務知識など、IT技術者に必要なスキルをひと通り備えた梅林氏は、まさにスーパーSEと呼ぶにふさわしい。
そんな梅林氏が感じた30代に向けての課題は、他人をいかに巻き込んで能力を発揮するかという点にあった。
「前職の勤務先の同僚が、いまやIMJモバイルの執行役員として組織をリードする立場にあることを知りました。それで、自己研鑽一辺倒の自分に疑問を抱いたんです。人間1人がいくら頑張ったところで、仕事で生み出せる成果には限界があると。これから30代を迎えるにあたって自分に必要なのは、個人的な能力の研鑽というインプットではなく、同僚や部下たちと力を合わせて大きなアウトプットを生み出すリーダーシップだと思ったんです」 この元同僚から誘いを受け、IMJモバイルへ3度目の転職を果たした梅林氏は今まさに、管理職というこれまでとは違った立ち位置で人を育て、組織を動かすことの難しさと直面している。
「組織を動かすことについての悩みは、自分自身についての悩みの何倍も苦労が伴いますね。でもそうした悩みと格闘するこの毎日が、自分1人のスキルアップだけを考えていた20代より成長できている実感につながっています」
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