「コロナ禍でも“続ける”ことで新たな道筋が見えてきた」21歳の開発者が挑む、AIカフェロボットでつくる飲食サービスの未来
需給予測AIを活用し、個人の好みに適した味のコーヒーを最短の待ち時間で提供するAIカフェロボット『root C(ルートシー)』のβ版をリリースした株式会社New Innovations。手掛けるのは、21歳のCEO、自身もハードウエアエンジニアとして開発に携わる中尾渓人さんだ。コロナ禍で飲食業界が未曾有のダメージを受けていた2020年3月、丸の内のオフィスビルで実証実験を行っていた同社。「今後の“飲食店のニュースタンダード”の一助になる」と意気込む若きCEOの挑戦に迫った。